2025年12月7日

アーティゾン美術館へ、「ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山城知佳子×志賀理江子 漂着」を観に出かける。まずは6階で、山城千佳子氏の映像インスタレーションを観る。どうにも乗れないでいたのだが、奥の部屋で映写されている、これまでの作品をリミックスした映像が素晴らしくて、1時間半あるのを最後まで見入ってしまった。

5階の志賀理江子氏の新シリーズは、横浜トリエンナーレでの横長に展開していく語りをさらに発展させた形式で、より立体的かつ重層的な内容になっている。とにかく迫力がすごくて、圧倒される。もうなんといったらいいのか、有無をいわせないという感じで、もうちょっと消化しないと言葉にならないなあと思う。何か書けば書けるだろうけど、そうしたくない感じ。

ミュージアムショップで、この展覧会のカタログと、2021年に写美で行われた山城氏の個展のカタログも買った。あの時、なぜか見逃してしまっていて観られなかったので、今回観られてよかった。「リフレーミング」の全編が観たい。さらに丸善へ寄って、村山悟郎 (『[東大「芸術制作論」講義 手を動かし知をつかむ、創発のポイエーシス](村山悟郎 (https://amzn.to/3MINm9w)』、四方田犬彦、飯沢耕太郎『[隣接の遁走曲](https://amzn.to/3Klp98K)』を買う。

KとリトルKが帰ってきた。さっそくtoioで遊んだりしていたのだが、パパのところに行くといって、ほこりをかぶったNintendo Switchを指さして、ゲームで遊びたいといいだした。奥まったところにあってあまり見えないのに、よく見つけたなあ。遊べるようなゲームがないのでダウンロード販売の一覧を見ていたら、ボーリングがいいというので、100円だしいいかと思って買う。けっこう操作が難しく、全然できないのだが、教えようとすると自分でやるときかない。だいぶハマってしまって、お風呂に入るからもう終わりというと大泣きし始めた。

北村雄一 『アフター・サピエンス』の続きを読み、読了。「奇書」と呼ぶべき本だろう(もちろんいい意味で)。2億5千年後、パンゲアの再現が起こると火山活動が活発化し、おまけに太陽が2%光度を増しているため、人類は滅ぶだろうという前提で、これまでの生物進化の歴史や諸科学の知識を広く参照しながら、人類の道筋を考察している。結果としての奇妙な「⚪︎⚪︎人間」たちの面白さはもとより、その導出過程がとても面白い。