2026年5月7日
高遠弘美氏の書籍で言及されていたので、1巻だけ買っておいてあった西尾哲夫・訳『ガラン版 千一夜物語(1)』があったのを思い出し、就寝時に読み始める。思いのほか面白くて、夢中になって読んでしまう。
リトルKを幼稚園に送る。慣らしは4月で終わり、これまで11時で終わりだったのが、今日から2時まで。制服も今日からはシャツだけでよいとのこと。26度まで上がるということだったので、半袖シャツ1枚のみ。自分も4月の半ばぐらいからTシャツ1枚で過ごしている。季節感がおかしい。
休み明けのあれこれや会議の準備などで予定の間にやることがあれこれ詰まっていて、忙しない1日であった。昼休みが30分も取れなかったが、今週のNHKラジオ講座の書き取りをやった。
AnthropicがSpaceXを提携してコンピューティングリソースを融通してもらうことになったとのこと。Higher usage limits for Claude and a compute deal with SpaceXでは軌道上コンピューティングについても触れられている。スターリンクにより需要を作ってファルコン9を大量打ち上げというパターンを踏襲して、今度はAIデータセンターによって需要を作ってスターシップを大量打ち上げという展開を狙っているのだろう。実現したらすごいことである。
リチャード・ドーキンス氏すらClaudeには意識があると言い出して批判(あるいは揶揄)されている(網羅的な批判記事としてはRichard Dawkins and The Claude Delusion - by Gary Marcusなど)。『盲目の時計職人』で批判した「Argument for Personal Incredulity」(自分には他の説明が思いつかないから〜だ、という論法)に陥っていると。
現状においてとりあえずいえるのはこういうことである。AIに意識があるかないか以前に、我々は意識が何であるのかを知らない。こう考えたらどうか。ロボットの性能をデモするために蹴飛ばすことに対して、嫌悪感を抱く人がもはや多数派かもしれない。炎上すらしかねない。社会がロボットに「意識」を見出しているのである。意識とはそういうものである。
researchmapをほぼ空のまま放置してあったのだが、必要があって更新(栗林 健太郎 (Kentaro Kuribayashi) - マイポータル - researchmap)。Claude Codeに自分の書いたものなどが書かれているページを渡して、インポートするファイルを作ってもらった(インポートする処理は、ページ内のスクリプトの関係でエラーになってCCではできなかった)。ホームページとそことで、同期できる仕組みにしておこう。
荻世いをら『彼女のカロート』の表題作とともに収められている中編「宦官への授業」を読み終える。こちらは初期の阿部和重的なすっとぼけたような文体が面白い。この人の文章には、不意に現れるおかしみがある。