3月24日の日記一覧
2025年3月24日
リトルKは朝から「風神雷神図屏風」と土偶に夢中。図鑑や国立博物館の「縄文」展の図録を開いて眺めている。保育園に行く時間なので連れ出そうとしたら、まだ見たいといって大泣き。保育園についても泣いていた。「最近、土偶などにこっていて」というと、保育士さんが「それは渋いですね……」と苦笑いしていた。
昨晩書いた記事を少し手直しして公開。そこそこ反響あり。しかし、目的としているイベントへの登録者が全然いない。メッセージを調整しなければ。
今日はそれぞれ別々の社外の方々と3本ミーティングがあった。今後、取り組みが進んでいくように持っていきたい。
夜は、共同研究先との最終報告ミーティングの後、懇親会。学生さんがそれぞれに優秀で、先が楽しみである。O先生は、例によって研究室運営の良し悪しについて率直に話していて、面白い。研究室運営は、スタートアップ企業みたいな感じである。
注文してあった『舞台芸術入門 ギリシア悲劇、伝統芸能から現代劇まで』、『貝に沼る-日本の貝類学研究300年史-』が届いた。
「ゼロからコーディングエージェントを作るならこんなふうに🛠️」という記事を読んで、プロンプトをS式で書くと指示としてもっと明示的になるのではないか(ほんとに?)と思って、ついでにElixirで書く方がマルチエージェントの設計もいい感じになりそうだし、vibe codingしてもらっているところ。
2024年3月24日
今日も花粉症+頭痛。しんどい。大学院のゼミがあったので、品川へ。全然準備していなかったのだけど、先生が博論に向けてのストーリーづくりについて話を向けてくださって、方向性を議論できたのでよかった。その他、大きなプロジェクトのさわりの話を聴く。
ゼミであれこれ話を聴いていると、自分などはふだん手元しか見てないなあと思わされる。先生たちが話している内容は、もっと国やインターネット全体に対してインパクトを与えるという視座の話。もっと自分もそれぐらいの大きさでものを考えていかねば。刺激を得られる貴重な機会である。
その後、妻の実家へいく予定だったのだが変更になったので、紀伊國屋書店を渉猟する。久々に、上から下まで本を見て回った。体調が悪いせいもあり、知りたいことはたくさんあるのにほとんど何もできないという無力感で頭がぼーっとしてしまう。
書籍を7冊、Kindle本を6冊購入した。もっと読みごたえのある本を買いたいのだが、ついついいまの興味にひっぱられた本ばかり買ってしまう。それすらも、買ったところでどれぐらい読めるのかもわからないのだが。そんな本を買ってどうするのか。
なんというか、そうやって本を買うのは、お金を無駄遣いすることでストレスを発散しているのか、あるいは焦燥感を少しでも埋めようとしているのか。ともあれ、あまりいいことではない気がするが、少なくとも多少の満足感は得られる。とりあえずやりきった的な。
なにはともあれ体調が悪いのが続いているのをどうにかしたい。生活を立て直して、仕事のペースも取り戻していきたい。
2023年3月24日
昨晩は、夜中に一度起きて授乳したが、明け方はKにおまかせ。朝、お腹を空かせたリトルKが泣いていて、起きる。そのまま授乳。今日は昼頃に書籍の集荷をお願いしていたスキャンピーの方が来るので、その時間までは在宅で仕事。9箱持っていってもらった。500冊弱ぐらいか?ほんとはもっと持っていってもらってもいいんだろうけど。
朝から、OpenAIがリリースしたChatGPT Pluginsの話題で持ちきり。こういうのを出すという噂はあったが、プラグインという形で出してくるとは思わなかった。かなりのインパクト。iPhone後のアプリストアのリリースに準えている人がいたが、似たところはある。自分たちとしても、考えるべきことが大いにある。
リトルKがぐずり出したので、前向きに抱っこしてしばらく仕事をしていたら、Kが写真を撮ってくれた。
その後、出社して1on1や面接など。
マークシティ地下の東急フードショーで食材を買って帰る。品揃えも悪くないし、グロッサリーも充実しているので、けっこういい。なめこ明太子なるものがプッシュされており、美味しそうだったので買った。その他、肉や野菜など。あと、塩昆布。こういうのもあると便利。
帰宅して、夕食を作る。柳川鍋的な、ごぼうなどの野菜を卵とじにした味噌汁、和風ポテサラ、花粉症に効くという大葉と梅の自作ドレッシングをかけた冷奴。最近、加減をジャストに調整するという意識が薄れて、煮込み過多になっているのは良くない。でもまあ、しかたなし。
Kを休ませて、リトルKの世話。寝たので論文に取り掛かったら、すぐまた起き出してきた。授乳したり、遊んだりする。1時間半ほどしてようやく寝る。それでまた論文に取り掛かったのだが、30分もせずに起き出してきた。論文はあまり進まず。
今日のブックマーク
- ChatGPT Pluginって何ができるの? - Qiita
- よく心理戦で「相手は私の思考を読んでこうするから、それに対し私はこうする」みたいな読み合いがありますが、ずっと互いに読み合っていたら無限ループで切りが無いはずです。どこまで読むのが正解なのですか?に対するMasahiro Sekiguchiさんの回答 - Quora
- 会話型AIが成長すると突然「新しい能力」を獲得すると判明! - ナゾロジー
- [Meta AIさんはTwitterを使っています: 「Meta AI researchers show how current language models differ from the human brain & highlight the role of long-range & hierarchical predictions. Read the open accessed article in Nature ➡️](https://t.co/Kf3CCRiqug https://t.co/aRicxEMx3j」 / Twitter https://twitter.com/MetaAI/status/1638912735143419904)
- ビギナー向け エッジランタイムのすすめ | エッジランタイムを意識した開発をはじめよう - Speaker Deck
- Hyrumの法則(暗黙の依存関係の法則)とは何か?『Googleのソフトウェアエンジニアリング』から学ぶAPI利用時の落とし穴 | Promapedia(プロマペディア)
#日記 #3月24日
2022年3月24日
昨晩は、Wikipediaの「赤穂事件」のページを眺めているうちに、1時過ぎに就寝。睡眠の質が低く、途中覚醒したり、朝は目覚ましが鳴る前から目が覚めてうつらうつらしたりしていた。ちょっと眠い。
経営合宿の2日目ということで出社。オフィスに着くまでの時間で、倍速で「#106 Web3のアイデンティティについて考えみる by Off Topic // オフトピック」を聴き、ちょうど最後まで。Web3のアイデンティティの話は、アイデンティティとアバターを区別することに加えて、美術のコンテキストを参照してアトリビュートの概念も入れるともっとよく整理できそうだと思う。なにかのNFTを持ってるみたいなことは、アトリビュート。
今日の経営合宿は、組織やマネジメントについての話題が多かった。いろいろと課題が盛りだくさんだが、解決すべく対応していこう。
そういえば、今日は大学院の学位授与式の日。他の学校でも今日が多かったようで、Twitterが賑わっている(パーソナライズで大学院関連のツイートが多く流れてくるので)。合宿もあり行けないので欠席にしたため、学位記等は後日郵送されてくることになっている。
夜は、食事しながら研究や仕事の話などをした。僕がやっているのはIoTシステムに関するアーキテクチャやネットワークまわりのことなのだが、デバイスそのものや、さらにはxRやWeb3関連のこともやりたいと思ってはいて、その辺について考えていることをひとしきり話す。そういえばあれこれとやりたいことがあったのだということに思い至り、さっさとしかかりのジャーナル論文を片付けて、次のテーマに移らないとなあと思う。それで、帰り道に論述の流れや評価について考えながら歩く。いくつかアイディアも出てきていい感じ。
注文してあった河竹登志夫『歌舞伎美論』が届いていた。著者が、歌舞伎について比較演劇学的見地から「バロック系演劇」としての歌舞伎の特質について、様々な角度から検討する本。とりあえず読み始めた第1章は、歌舞伎の位置付けをする本筋はもとより、歌舞伎創成期の外国人による資料に基づく、西洋の影響についての研究の紹介も面白い。
2021年3月24日
今日は、昨日までのインプットを元に、今後どうしていくかということについてみんなで議論する場を持った。みながいまよりもっとよく生きられるようになるとよいと思う。
帰宅して、夕食を食べながら庵野秀明監督に取材したNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」を観る。宮崎駿さんの回も面白かったが、庵野さんの回はよりヤバい感じだったなあ。それでも、締切が有限性をもたらすという認識が語られるあたり、商業性との両立がよいものを作ることを後押しするという面はあるんだろうなと思ったりした。
内発的動機について最近考えていて、内発か外発かは誰かが評価しようとしなかろうとやるかどうかによって決まるのだが、しかし内発でありさえすればいいということでもなく、締切のような切断が外部からもたらされることによるよさもある。そのへんのバランスというか、それぞれの良さをどううまく作るかに興味があるところ。
https://www.instagram.com/p/CMzXT0Fpk9D/
帰り道に、いい感じの色なのを撮ったのがわりとよかったのでほとんど撮って出しみたいな感じでインスタにアップしておいた。なんかあれこれやることもなく、インスタにあげておしまいという昨今。
先週から結構ばたばたしていてさすがに疲れ気味な感じもするので、今日は早めに寝よう。
2020年3月24日
ここ数日、オリンピック延期は避けられない状況になってきていたが、正式に延期が発表された。
夜は、CTO協会のオンラインセミナーの会場(VOYAGE GROUPさんの新オフィス)へ。配信の方法など、勉強になる。その後、出演者らと軽く食事。セミナーで「DX Criterian用語集とか作れると良さそう」という話になったので、帰宅後に、Jupyterをいじってtf/idfをとったりしてみる。重要語がうまくとれなくて、この手法では厳しそう。しかし、最近手を動かしてあれこれやることが増えたのだが、やっぱ楽しいものだ。
2019年3月24日
新居の入居日。とはいえ、まだ引っ越さないので、しばらくは無人なのだが。あらためてあちこち寸法をはかったりして、購入するべきものをリストアップする。それにしても、眺めが素晴らしい!「東京」という感じがするなあ。そのあたりをぶらぶら散歩して、六本木ヒルズのエノテカでアルトス・イベリコスのレゼルヴァを買って、プロシュートをつまみに飲む。天気もいいし、最高だ。夕食は広尾で蕎麦。これもまた旨い。
2018年3月24日
和利道へご飯を食べに行きがてら、昨日行ったときにはオープンしていなかった104ギャラリーのもうひとつの方のスペースへ立ち寄り、昨日観られなかったロバート・ボシシオの絵を観る。こちらのスペースは、倉庫みたいな感じで広くて、大きめの絵が何点か展示されていた。ゲルハルト・リヒターのファウンド・フォトを思い出させるものなどもあるのだが、よく観るとなにやらいろいろ画材を使っていて、テクスチャがザラザラしている。室内のシリーズの大きいものもあり、厚みのある壁の塗りに心惹かれる。
久々にナディッフモダンへ。『Giorgio Morandi 1890-1964: Nothing Is More Abstract Than Reality』、『サイ・トゥオンブリーの写真―変奏のリリシズム―』、『デュシャンは語る (ちくま学芸文庫)』を買う。サイ・トゥオンブリーは、ペインティングやドローイングについてはいまいちのれないのだけど、この写真集は前からすごくいいなと思っていて、近頃、写真の技術的なことを勉強しているところなので、あらためて自分の好きなタイプの写真を確かめるために買ったのだった。写真に限らず、静謐な様子をとらえたものが基本的には好きなのだけど、その中でも、意図的に状況を作っているものがよりよい。トゥオンブリーの写真がそうかというと必ずしもそうじゃないのだけど、このひとのは単純にセンスが圧倒的って感じ。
Goodbeer Faucetsで京都ブルーイングのビールを飲みつつ、デュシャンのインタビューを読む。それにしても京都ブルーイングは素晴らしい。めちゃめちゃ攻めの姿勢な革新的なビールを作っているから、いつも「こんなの初めてだなあ」という体験なのに、しかしもとから「これしかない」と感じさせられる完成度があるという、不思議な醸造所。今日飲んだ「まるでるつぼ」も、ペールエールとしてはややスパイシーさを感じさせつつ、フルーティさとホップの香りが加わって、初めからこうと決まっているというかのような完成度。それにしても、完成度の高さという意味では、以前飲んだ「素」が一番驚いたので、また飲みたいなあ。なんでもない風なのに、これ以外にあり得ない、という完璧なビール。
For Morandiシリーズの4枚目を作った。モランディ的コンポジション。これを観ると、モランディの書くオブジェクトというよりは、その色彩に惹かれているのではないかという気もしてきた。あと、これはスマホで撮った写真を適当に引き伸ばしただけだから、ちゃんとしたい。
続けて、モランディの画集を眺める。モランディが23歳の1913年から晩年までの絵画が100点以上掲載されている。通年で観ると、あまり面白いとは思えない抽象画を書いていたり、風景シリーズも量がたくさんあったり、あの後期の静物画のシリーズはだいぶ若い頃から製作されてきたのだなあといったことだったりがわかる。しかしやっぱり、なんといっても後期の静物画がやはり素晴らしいなあ。また、1960年代前後から、水彩画による静物画も少し掲載されていて、それがまた達意の筆による変奏といった感じでハッとした。モランディについては、他にも本を注文してあるので、楽しみ。
2017年3月24日
人々と話をしていて、いろんなことのやり方について、ちょっと自分でも凝り固まっていたなあと気付かされたので、変えてみないとなあと思う。
終業後は、送別会。なんだかんだで結局、朝方ぐらいまでぶらぶらしてた。