20253月23

朝起きて、近江町市場へ歩く。今回3回目の「あまつぼ」。海鮮丼、おでん、つまみなどをいただきつつ、「竹葉 overture」を飲む。石川の味を堪能した。その後、市場を少し歩いてお土産などを買う。宿に戻ってチェックアウトした後、甘味を購入。

新幹線では、リトルKが眠いけど眠れない状態で大いにぐずる。デッキへ連れ出して抱っこしていると大泣きする。自分自身も眠くて、窓外をぼーっと眺めていたら、「だいじょうぶですか」という声がする。みてみると、昔の社民党の人みたいな女性がこちらをまっすぐに見ている。リトルKがあまりにも泣いているので、親子ともども心配になったのだろう。児童福祉か何かの仕事をしているのだろう感じの、相手を思いやりつつしっかり見ている雰囲気であった。ぼーっとしていたのもあって、ちゃんと受け答えができなかった。

帰宅して、買ってきたお菓子を少し食べる。うら田の「さい川」と「こい茶」、中田屋のきんつば。

少し寝ていたら、リトルKが本棚の3段目までの中身を全部かき出していた。リビングが一面、本とおもちゃで埋もれている。せっかくなので再編成しようということで、図鑑や絵本などの配置を新たにやり直す。

紛争でしたら八田まで(17)』、『へんなものみっけ!(11)』を読む。前者は、性自認と性志向の区別がついてない様子で鼻白んでしまう(もちろん、国際情勢についての話しという意味では相変わらず面白いのだけど)。後者は、自然科学の身近な楽しさを伝えてくれるとてもいい漫画。さらに『一揆の原理』の続きを読む。

博士号取得について、社会人大学院生としてのメリットみたいな切り口で、研究所のブログ草稿を書いた。

そんなことをしながら、いただいた「手取川 純米大吟醸 本流」の4合瓶をすっかり飲み干してしまった。

20243月23

今日は家でひとりだったので、久々に10時間ぐらい眠った。あまり長く寝すぎて、少し頭痛。ロキソニンを服用する。気圧が下がっているせいもあるだろう。血管が膨張しているのを感じる。用事があってでかける準備をしていたら、あっという間に2時間過ぎていて驚く。

DAICHI MIURA ARENA LIVE 2024 OVERのため、妻と銀座で待ち合わせて、有明アリーナへ。バスでいくつもりだったが、まったく乗れそうにないので、タクシーで。会場周辺もすごい人集りで、こんなにも三浦大知さんを見にくるひとがいるんだなあと思う。

妻がいくつかグッズを買う。しばらく前に出していた小松マテーレとのコラボTシャツがお気に入りでヘビロテしているのだが、また出してほしいと思う。Tシャツとしては高いが、着続けてもヘタることがないし、そういうのを買うほうがいいんだろうと思う。

2階席の正面で、とてもいい場所。ステージも演出も、全貌がみわたせる。新アルバムOVERからの曲を交えつつ、緩急つけたセットリスト。アリーナを活かした奇術的な演出もいい。「好きなだけ」の演舞とKREVAとのかけあいの素晴らしさに感極まる。

三浦大知さんは、本人がすごくよいひとそうなのもあって、ファンもいい感じの方が多いようで、とても平和的である。一方で、彼の楽曲はかなり攻めたものが多く、ポップでキャッチーな感じはあまりしないのだが、どういう感じで受容されているんだろうかと不思議に思う。

ゲストのFurui Riho、KREVAの両名のパフォーマンスも素晴らしい。Furui Rihoさんの歌唱はアルバムではあまり感じなかったような力があるし、KREVAさんは歌舞伎スターのような華やかさがある。出てくるだけで場が輝く感じ。歌ってなくても存在感が大声な感じ。

ライブを観ていてもなにかいろいろと考えごとをしているのだが、何を考えていたのかは全部忘れてしまう。それなら集中して観ていればいいのだが、大音響の中でそうやってあれこれと考えごとをすること自体が楽しいのだろうと思う。

20233月23

2時頃就寝。3時半頃、リトルKが少しぐずり始めたが、まだ大丈夫かなと思いながらうとうとしていたが、4時半頃に泣き始めたので、授乳。4時間以上寝てたかな。結局、おむつ替えや片付けなどやってると、5時過ぎになっている。8時頃、また泣き始めたので起床。授乳した後、スーツを着て渋谷へ。

今日は株主総会。今年からは、完全にバーチャル。質問への回答と各取締役の挨拶とで2回、少しだけ話す。終わった後は、新体制での取締役会があり、さらに新しく就任された方を交えての懇親ランチ。そんなことをしつつも、あれこれ立て込んでいて、並行して仕事をしたりしていた。

帰宅して、夕食を作る。今日は、Kが戻していた切り干し大根の煮物と、親子丼。昨晩のスープの残りを再利用。親子丼は、以前はもっとうまくできたように思うのだが、ここのところ思うようにいかない。まあいいけど。食べながら、リトルKと同じぐらいの月齢の乳児が出てくる動画を観る。リトルKは、低気圧で機嫌が悪かったのだという。

食後は、リトルKをあやしたり、仕事の書き物をしたりなど。風呂に入れたらすっきりしたのか寝ついたので、論文書きを進める。第3章、提案手法の章。頭が全然回らない。テンションが乗ればいける感じもするけど、グッと踏み込む気力がないという感じ。直前の書き物で、文章を書く頭の体力を消費したのもあるかも。

しかたないので、早めに就寝してしまおう。少しは進められたのだし。

今日のブックマーク


#日記 #3月23日

20223月23

朝8時過ぎに起きる。今日、明日と経営合宿で渋谷へ。朝から晩まで事業や今後のことなどについてディスカッションする日。先のことも足元のこともしっかりやっていかないとなあ。夜は、権八で懇親会。セルリアンタワーから道玄坂への道筋を、この時間に久々に歩きながら、まだやってる店もあればなくなった店もあり、そうと思えば見知らぬ店もある。様変わりというほどではないにしても、けっこう変わったものだ。

お茶しながら、春風亭一之輔『まくらが来りて笛を吹く』の続きを読み、読了。さらに、YouTubeで先日真打に昇進して蝶花楼桃花に改名した春風亭ぴっかりさんの「湯屋番」、立川談春さんの「天災」を観る。ぴっかりさんの噺は初めて聞いたのだが、高座でも聞いてみたい。談春さんは、どんどんテンションが上がってきて、勢いがすごい。この方も、高座で聞いたことがないので聞いてみたいなあと思ってググったら、ゴールデンウィーク周辺に東京でやってる会でチケットが取れそうなものがあった。しかし、予定も微妙に合いそうにないし、論文の締め切りもあるからなあとおもて止しておく。

電力逼迫については、今朝11時頃に落ち着いたということでアナウンスがあった。震災から10年以上も経ってまだこんなことがあるなんて、難しい事態である。エネルギー問題といえば戦争もあり、欧州の拡張が進んでいくだろう一方で、中国を中心とするブロックもまたいま以上の速度で伸長していくのだろう。そうやって世界がいくつかのブロックに多元化していけば、それはそれでグローバル経済というよりは、それぞれで自足するような方向にことが進んでいくのではないかという気もする。それはそれでいいのかもしれないが、インターネットにもそれは及んで、初期の夢とはまた違った世界になっていくのだろう。

20213月23

鹿児島オフィスメンバー全員とそれぞれオフラインで1 on 1をした後、午後は出張の主目的である「【CTO&CDO】ものづくり組織のあるべき姿を考える」のためにmark Meizanへ。

イベントが終わった後、木・金の経営合宿のための仕込みなどをしたりしてから、主催者のみなさんと打ち上げ。

20203月23

首都のロックダウンの可能性について都知事が言及。それであれこれ考えてみる。首都をロックダウンするとして、具体的にどのようなことが可能か。そもそも首都とは何かということになる。東京都のレベルで考えてもしかたがない。公共交通機関をを全部止めるみたいなのがもっとも極端な施策になるが、それも難しいだろう。

前提として、電車をすべて止めることはできない。時間的にしぼるとしてラッシュ時間帯の電車を止めたとしても、在宅勤務が広がらない限り、他の時間帯の乗車率が高まり、むしろ感染リスクが上がることにつながりそう。そうなると、都市ブロック間の電車を止めるというのが唯一可能な判断か。電車の空間的な操業制限というのは、たとえば東京都内でいえば、山手線沿いに主要駅から郊外につながる路線で圏を作る。すなわち、新宿圏、渋谷圏、品川圏、東京圏、上野圏、池袋圏ができる。その圏内では電車が動くが、その圏の間の接続は止める。そうなると山手線は止めることになるだろう。

これからのアプリケーションについて考える。

スマートデバイスやロボットみたいなのが行き渡って、それがいまのウェブやスマホみたいな、アプリケーションの実行プラットフォームになっていく。開発者は、それらのプラットフォーム上のアプリケーションを開発するようになる。ちょうど、ウェブアプリに加えてモバイルアプリが出てきたように、スマートデバイスアプリエンジニアやロボットアプリエンジニアという職種ができる。そのとき、データ活用や機械学習はプラットフォームのSDK経由で当たり前に利用するものになっていく。あるいは、もっと深く制御したい場合はプラットフォームの提供する基盤上で解析を実行する。

それらのアプリはある種のコンテナでパッケージされていて、スマートデバイスやロボットというエッジ上にデプロイされ、実行されるようになる。モバイルアプリのようなpull型ではなくpush型になる。直接デプロイするのではなく、プラットフォームが提供するハブにデプロイしたアプリが検証されたのちに、各デバイスに配信されることになる。そのハブのような仕組み上ではスマートデバイスやロボットがエミュレーションされていて、機能・非機能要件が検証される。

20193月23

新居の鍵を受け取りに不動産屋さんへ。その後、神谷町にある飛騨産業のショールームを見に行く。家具も家電もできる限り書いたくないのだが、どうせ買う必要があるものなら、捨てる必要のないちゃんとしたものを買っておきたい。眺め終わって、成城石井のやっている飲食店でワイン。

今年はバウハウス100周年ということで各地で企画が進んでいるところ。「Pen(ペン) 2019年4/1号[創設100周年で再び注目される、バウハウスを知っているか?]」の特集を読む。その後、ちょいちょい読んでいた『新記号論 脳とメディアが出会うとき (ゲンロン叢書)』を読了。非常に面白い本だったなあ。

20183月23

合宿2日目。いつも思うのだけど、もっと自分のレベルを上げていかないとならないなあ。

帰り道、近所で今日から開催のロバート・ボシシオのPaintings展を観に立ち寄る。ふたつあるギャラリーのうち、ひとつはまだオープンしていなかった。開いていた方では、作家本人による既存の作品をプリントしたものに彩色したり粉などをかけたりなどした作品が主に展示されていた。こういう自己引用のあり方、かつ、Editionの形式は面白い。1枚購入した。置いてあった画集を観ると、他には室内を描いた静謐な作品などもあるようだ。もう一方のギャラリーでは大きな絵を展示しているようなので、そちらも見てみたい。

最近、「買って家に置くとしたらどれがいいか?」という目線で観るようにしている。うつわについては「実際に使うつもりで見るし、買う」というルールにしていて、以前からそんな感じだけど、絵や写真にもその対象を広げた感じ。そうするとやっぱり、見方がずいぶん変わってくる。自分とのつながりを感じるかどうかで見ることができる。それがいいのかどうかはわからないが、楽しくはある。先日の国立新美術館でのビュールレ展でもそういう風に見ていたのだが、もちろんあのレベルの絵画を購入することは今後もあまりありそうにないとはいえ、そういう観点で見るとより楽しい。それにしても、あの時見たカナレットやグァルディの素晴らしさ!ほしい!

Seascapesシリーズの4つ目を作る。インスタグラムにアップする時はデフォルトの真四角にしてたのだけど、やっぱり横長のほうがいいように思える。

現役官僚の滞英日記』を読む。官公庁に務める著者が、イギリスのLSEおよびオックスフォードに留学した2年間で見聞し、感じたり考えたりしたことの記録。イギリスについての記載はもとより、日本の若い官僚にも、このような教養のある、バランスの取れた見識を持つ人がいるのだなあということに感銘を覚える。著者は、その前からNPOもやっており、そのサイトを見ると顔と本名も出しているし、官僚の世界も少しづつ変わっていっているのだろうと思う。

自分自身、会社以外にもNPOなりなんなりに参画する等してもっと幅を広げていく必要があるのではないかとここ数年感じていて、そういう取り組みをしてみたいという気持ちもある。しかし、公共的な関心というのがないわけではないのだけど、既存のNPOのようなものだとちょっと違うんだよなあとも思ったりもする。そういうことをするなら、むしろいまやっているように本を読む時間をもっと取ったほうがいいようにも思うし、事業や会社を伸ばしたりする方が個人的な興味には直接資するようにも思う。そのあたりは、ちょっと迷いどころである。

20173月23

箱根合宿の2日目。いろいろやっていきたいことがたくさん。もっともっとバーンと行きたい。