5月9日の日記一覧
2024年5月9日
最近、体調が悪いのもあってごろごろしながらTikTokを眺めてる日々を過ごしていたのだが、韓国語の学習動画が頻繁にレコメンドされるようになったので、いい機会なので勉強してみるかという気になってきた。せっかくなので、あえて動画のみでやるようにする。
ここで「あえて」と書いたが、たぶん若い人々だと「あえて、っていうか、それが一番効率よい方法なのではないか?」と思うんじゃないかと思い直した。自分の場合は、教科書で学んで、視聴覚教材は補助という古いメソッドが「常道」だと前提しているのだろうと気づいた。
しかし、思えば英語にしたって特にこの数年は動画やポッドキャストでしか触れていないし、それをするようになってからTOEICの点数が伸びもしているのだから、視聴覚教材、というか、教材ですらないものから学ぶのは当たり前になっているはずなのだった。にもかかわらず、である。
それはともかくとして、韓国語である。以前、K-POPをよく聴いていたときにすこし勉強したことはあったので、まったく知らないわけではない。ハングルも、だいぶ忘れて入るけど、1時間も復習すれば思い出すだろう。なので、やり直しという面もある。
ただ、K-POPという強い誘引があってすら、というか、だからこそ、例によってハマっている時期が過ぎると韓国語学習自体もやめてしまったのだった。今回、続けるにはどうしたらいいんだろうなあ。学習それ自体に楽しみを見いだせればいいんだろうけど。
単純に学びたい言語という意味ではフランス語のほうがずっと大きくて、それは文芸作品に原書で読みたいものがたくさんあるからなのだが、かといってちゃんと継続的にやっているわけでもない。まあ普通の、こらえしょうのない、なにもものにできない人間の姿である。
フランス語よりは韓国語のほうが、教えてくれる人が若くて見た目がいい人が多い。また、内容も面白いものが多いと思える。それならば、ただ単純におもしろ動画を観るつもりでやればいいのかもしれない。そういう方針でしばらくやってみようと思う。
2023年5月9日
枕を、以前使っていたものに変えた。ちょっと様子見。最近、ややこしい夢を見て、夢の中であれこれ集中して考えていることが多い。
1on1をしたり、暗躍系のタスクをあれこれ進めたり。
14時からリトルKの面会。先週の木曜日以来である。先週でドレーンが抜管できたのに加えて、手指への点滴が足に移動しており、だいぶ動きやすくなっている感じ。医師や看護師がいうにも、笑っていることが多いとのこと。今日も終始ご機嫌。途中、お腹が空いて少しぐずりはじめたが、あやしていたら空腹を忘れて笑顔になる。途中、ミルクを飲んだりしつつ2時間ほどそうしていたら、眠くなってきたようで、また少しぐずり出したので寝かしつけ。
昼食をとる時間がなかったので、秋葉原まで降りて万世で遅い昼食。夜は、日本CTO協会のイベント。
夕食をとりながら、「ゆる言語学ラジオ」を観る。注文してあった石野好一 『フランス語を知る、ことばを考える』が届いたので、読み始める。疑問に思っていたことについて、あれこれと書かれている。
疲れたのか、目がしぱしぱする。辞書を引こうとページをめくったが、読みにくい。また、古典ギリシャ語について解説されているページを見ていると、有気記号のついた文字(例:ὁ、ὅ、ὄ)を区別するのが難しい。加齢のせいではなくて、普通にこんなの小さすぎて見えないよ!という気がするのだけど……。
今日のブックマーク
- GoogleはAI開発競争における防壁を持っていません!OpenAIもです!
- 文系非エンジニアがChatGPT / LLMを数式なしで解説してみる|Yuichiro.ito@Finatext(フィナテキスト)
- ChatGPTで僕が知っていることまとめ - Speaker Deck
- [きうち🌱さんはTwitterを使っています: 「植物を観察する時に、基礎的な植物用語をまとめた見やすいものってなかなかなくて、ならば自分で作ってしまえ! とのことで手書きで作ってみました🌱 頑張って描いたので興味あるかたはセブンイレブンのネットプリントで印刷してお使いください👍 印刷の方法は…(つづく)](https://t.co/3b5YaRwb49」 / Twitter https://twitter.com/qty828/status/1655746727834718208?s=12&t=oh3PTeK1YGO3XG0c-mdpyQ)
- ピクシブにおける不当な目的での作品取得行為に対する対策技術について - pixiv inside
#日記 #5月9日
2022年5月9日
朝、目が覚めてごろごろしながらWeb3関連情報を眺めたりしていたが、論文のことを考え始めたらごろごろしている場合ではない気持ちになってきて、起き上がる。
朝イチ30分の研究タイムでは、イントロの修正をどうしていくか検討する。イントロは跡形もなく改変することになる。その後、出社して面接やミーティングなど。リモート面接があるので夕方には帰宅して(家の方がやりやすいから)、仕事の続き。
先日、リスナーからの投書コーナーに僕が送った質問に答えてもらった「Joi Ito's Podcast - 変革への道」のスタッフの方から、Discordコミュニティへの招待をいただいたので、さっそく入ってみた。オンボーディングがきちんとプロセス化されていて感心した。自分が関わってるところでも取り入れてみよう。なんか面白いことできるといいなあ。
終業後は、論文の続きを進める。例によってCenteredでフロー状態に入りつつ開始。なんとなくストーリーはできているつもりでも書き始めるとちゃんと書けなくて、あまり集中できない。途中でリファレンスしている論文を読み返したり、他に何か参照すべきものがあるのではないかと探したりしていて、全然進まない。3時間以上かけて、ようやく1/4ページほどの冒頭部分を書いた。それでも、まだバシッと決まった感じがしない。
しかし、これ以上やっても良くなさそうなので、今日はいったん終わり。やっぱりイントロは苦戦するなあ。分量的には1ページ程度なので、書くだけの状態ならすぐに書き終わってしまうぐらいなのだが。でもここが一番大事なので、しっかり思考して説得力のある内容にしなければ。
2021年5月9日
けっこう長く寝て起床後、やっぱり首筋が凝っているのでロキソニンを服用。ベッドに寝転がって「日経サイエンス2021年6月号(特集:時空と情報/COVID-19 危うい後遺症)」を読む。特集に入る前の最新情報を紹介するちょっとしたコラムがたくさんある欄で、かなり感心して夢中になる。面白いなあ。こんな楽しい話が満載だなんて、もっと早くからちゃんと読んでおけばよかった。肝心の特集に至るまでにだいぶ満腹感を覚えてしまう。特集ももちろん面白そうなのだが。定期購読するようにしようかなあ。情報科学に特化した、こんな感じで最新の研究状況を紹介する雑誌はないものか。ACMの会報をちゃんと読んでなかったのだが、読んでみることにしよう。
お茶しながら、『自動運転技術入門』を読み始める。自動運転技術に置ける認知・判断・操作に関する技術について、最近の研究も踏まえてわかりやすく整理している本。導入の次は認知フェーズから章立てがされているので当たり前なのではあるが、のっけから機械学習の話ががんがん展開されるので、それなしではなりたたない領域なのだなあと思い知らされた。一方で、いまの読んでいるところまでだと各フェーズにおける個々のタスクについての説明が多く、それらを実際にどうやって一連のシステムとしての自動運転車として構成するのかという話はまだでてこないので、そのあたりも楽しみ。自動運転システムにはROSも使われているとのことで、どんな感じなのかも知りたい。
帰り道でGoogle Nest Hubの第2世代を購入。キッチンで料理しているときに動画を流すためのものとして、10年ぐらい前の古いiPadをはっつけたものを使っているのだが、動作がもっさり過ぎてストレスなので、せっかくだから先日出たばかりのものを買って使ってみようということになったのであった。しかし、第2世代は睡眠状況のトラッキング機能が売りなので、キッチンで使うと良さが活かせない。新しいiPadを注文してあるので、Kがいま使っているものをキッチン用にして、Google Nest Hubは寝室に置くかもしれない。
夕食を食べながら「青天を衝け」を観る。平岡円四郎の計らいで渋沢たちの次の道筋ができていく流れ。堤真一さんが好きなので、たくさん出てくるのがうれしい。さらに、NHKプラスで「100分de名著」の『論語と算盤』の回の再放送を観る。批評性のない褒めまくりの論評でかなり鼻白むところが多いが、まあ実際に渋沢の業績や書き残したことの立派さは、そうなってもしかたないほどの大きさではあろうと思う。自分もそのように生きていきたいものだ。
研究を進めようと、Erlang周りの文献をGoogle Scholarで探したり、分散まわりについてのリソースを読んでみたりなど。ちょっと考えたことがあって図表をざっくり書いて整理しようとしてみたが、うまくできず。考えが足りない。
2020年5月9日
朝、9時20分から講義(「IoT・AIイノベーション特論」)。この講義は、外部の講師を招いて、研究や実務の最新事例について話してもらうというもの。今日の講師は2人。ひとりは旧東芝メモリでいまのキオクシアの方。今月の人工知能学会誌の特集になっている、AIで手塚治虫の新作を作ろうというプロジェクトを取りまとめている方で、とてもタイムリー。その話も後半にあって面白かったのだが、大規模なメモリ工場での歩留まりを改善するためのデータ解析に関する話が非常に面白い。生産プロセスの改善がコスト削減に大きく効いてくる大企業と比べて、我々の業界は生産プロセス(というのがあるのかどうかわからないが)にはそれほど注意を払っていないと感じる。むしろ、付加価値創造プロセスやサービス運用プロセスの方に注意が向いていると思う。それはビジネスモデルの違いによるものなのだが、あらためて面白さを感じる。
2人目の方は物質・材料研究機構の方。マテリアルインフォマティクスの専門家で、ある種の物性を持つ物質を機械学習を用いて見つけ出していこうということをしており、そういう分野や製薬において機械学習が大いに活用されているというのはなんとなく目にしてはいたのだが、詳しい話を聴くのが初めてだったので、極めて面白い(とはいえ、物理・化学的な詳細はさっぱりわからないのだけど)。また、計算的によい分子構造が見つかったとしても、実際にどう合成すればそれができるのかがわからなくてボツになるという話もあり、やはりそういう場でもエンジニアリングが重要なのだなあと思う。材料科学のデータベースを共有化していくことで強みを作れるはずという話も語られており、どの分野も同じような話があるのだなあとも思う。
自分は研究がしたいんであって、授業を受けたいわけではあんまりないと思っていたのだが、受けてみるとそれはそれでめちゃ面白い。特に、違う業界のひとの話を聴くと、自分の視野の狭さを強烈に自覚できて、とてもよい。これは研究室でのやりとりでもそう思うのだけど。そんなわけで、授業もちゃんとやっていきたいと思う。というとなんかやる気ないみたいだけどそういうことではなくて、社会人学生的にはまずは学位を効率的に取得することを優先すべきだと思っているからというのと、目的は研究スキルの向上だからというのもある(基礎学力がないとだめというのはもちろんあるけど)。いろんなひとの話を聴いて、取り入れて、自分の考えをもっと大きくしていきたい。
昼食を作って食べた後、さっそく今日の課題レポート書き。2人の話それぞれについて課題があり、A4一枚程度でレポートを書く必要がある。毎回授業が終わるたびにレポート書くのしんど過ぎじゃない?と思ってSlackで聴いたら、今日の講義のような散発であるタイプのものはそんな感じだけど、連続してあるような講義の場合は最後にまとめてレポートがあったり、プレゼンしたりというアウトプットになるということだった。まあそれはそれでけっこう大変なんだろうけど。というわけで、1時間少しかけて、A4で2枚分のレポートをさっと書いた。宿題を残しているとどんどんつらくなりそうだから、できるだけ時間を空けずに片付けていくスタイルでいかねば(と思いつつ、だんだんたまっていきそうだけど……)。
スーパーに買い物に行ったら、良さそうなラム肉が安く売られていたので買う。それを用いて、キャベツやもやしなどと蒸し煮にして、ジンギスカンもどきを作って食べる。わりと美味しい。食べながら、NHKプラスで「NHKスペシャル | ダビンチ・ミステリー第2集 “万能の天才”の謎〜最新AIが明かす実像〜」を觀る。レオナルドの残した手稿から単語間の関係を時系列で解析して、分野や年齢という切り口で、どういうつながりで発想していたのかを分析するという取り組みを紹介していて、めちゃくちゃ面白い。それにしても、レオナルドの圧倒的な生産性にあらためて心を打たれた。
暦本純一さんが紹介していたのを見て知った『梅棹忠夫の「人類の未来」 暗黒のかなたの光明』を読む。梅棹忠夫については書籍や伝記、「太陽」の特集などあれこれ読んではいるのだが、やっぱりあらためてこういう感じの巨大さというものを折に触れて思い出していく必要があるよあなどという気持ちになる。梅棹忠夫が文明と情報産業について考えていたことをいまの時代に考えるとしたら、自分の研究についても、ある特定の課題だけをみるのではなく、サイバースペースの文明史観のようなことを考えて行く必要があるのではないだろうか?しかしそれってどんなものなのだろうかなどと思う。
2019年5月9日
福岡出張2日目。
共同研究のこれまでのふりかえりと、今後の打ち合わせ。コンセプトの解像度がぐっと上がってよかった。来週の月曜日のイベントで発表する。
夜は、会社の人々で「ハチハチ福岡赤坂店」で焼き肉。
2018年5月9日
徹夜で論文書き.なんとか,ひとまずは最後まで書ききる.
ようやくネットを見たりする余裕が出てきたのであれこれ見ていたのだが,酷い状況だよなあと思う.しかしまあ,そういうのは目立つ一部によるものだろうとも思うけど.
2017年5月9日
先々週はずっと出張、先週は連休ということで、2週間ぶりぐらいで東京のオフィスに出社。すごく久々な感じ。ふらっと歩いて話せるのはいいなあと思う。たまってた仕事もあって、ちょっとバタバタ。
『知的機動力の本質 - アメリカ海兵隊の組織論的研究』、『はじめてのイタリア語 (講談社現代新書)』、『はじめてのドイツ語 (講談社現代新書)』、『はじめてのスペイン語 (講談社現代新書)』、『ラテン語の世界―ローマが残した無限の遺産 (中公新書)』を購入。
帰宅して、なんか疲れたのかわりとすぐに寝てしまった。
2016年5月9日
セブンイレブンのつけ麺(や、その他の色々)が実はすごく旨いみたいな話は、実際食べてみたところあまり感心しなかったのだが、ファミマの「うにのクリームパスタ」が美味しいと聞いて食べてみたところ、600円という値段にしてはかなり美味しい。まあ、リピートするかというとしないとは思うけど……。ともあれ、コンビニのご飯は随分レベルアップしている。