2024年5月29日
昨晩から、Flutterでアプリを書いている。Cursorを使い、補完しながら、というか、ほぼコードを書いてもらって進めている。改善の余地が大きいコードが出てくることも多いが、そういうのはなんとなくわかるし、それを修正した上でも、自分で書くより何倍も速い。よい時代である。
いまのところの制約なのかもしれないが、やりたいことの全体像を要素に分解して指示できる程度には技術的な知見が必要で、さらにはエラーもたくさん出てくるのを修正しないとならないから、誰でもできるものにはなっていない。ただまあ、それもある程度は時間の問題だろう。
一方で、おそらくは、細かいところまで完璧になんでもいい感じにできるということにはならないだろう。プログラムを役に立つものにするには、現実の詳細に対してフィットさせるラストワンマイルが必要で、そういうのは人間がやるほうが、AIの精度を追い込むより安いだろう。
それを「人間に残された可能性」というのか「ブルシット・ジョブ」というのかは、考え方次第だろう。いずれにせよ、そういうことはたくさんあって、尽きることがないだろうと思う。ロボットのような物理的なシステムにおいても、同様のことがいえそうである。
人間はAIのいうことをきいたりはしない。無視して、サボタージュする。だから、直接的にはたらきかけるのではなく、「環境型権力」だとか「ナッジ」的な操作がより発達するだろう。それでも、人間の社会はそんなにたいして変わることはないだろうとも思う。