10月30日の日記一覧
2024年10月30日
昨夜は,「ユリイカ2024年11月号 特集=松岡正剛――1944-2024」を購入して,高山宏・荒俣宏対談を読んだ.愛情のある話で,よいものであった.
リトルKを保育園へ送って,会社へ.ほんのすこしだけ雨が降っていて,「あめ!あめ!」といっていた.リトルKは保育園に行くのが楽しみでしかたがないようで,YouTubeを観ていても「行くよー」と声をかけると走ってくる.
隙間時間に,Alive Studioを使って縦型でTikTokにライブ配信するのを試してみたりした.わりといい感じにいけそうな感触を得た.
[[https://scrapbox.io/files/6722577d3bd61a99df4dad45.png]]
会社で毎年やっているプレゼン大会があった.新領域に関するテーマが設定されている.自分は書類審査から関わっていて全員のものを見させてもらっていたのだが,どれもいい内容で実現するのが楽しみ.決勝に残った6組の発表もそれぞによかった.夜は,関わった方々を中心に懇親会.あれこれとおしゃべりする.
ある種の動画・配信まわりのコンテンツ,カルチャーを集中的にサーベイ.奥が深い.
「ユリイカ」の続きを読んでいて,もっと本を読みたい気持ちになる.
#日記 #10月30日
2022年10月30日
昨晩は、中川裕『NHK 100分de名著 知里幸恵『アイヌ神謡集』 2022年9月』を読んだ後、3時前に入眠。9時頃起床。起きて少し活動をしたりしていたのだが、すぐに眠くなって、また1時間半ほど眠る。
昼から、Dr.ストレッチ。今日は初めてのトレーナー(というのがいいのだろうか?)さんだった。ちょっと物足りないというか、筋肉の感じを全然捉えられてないのではないかという気持ちになるような施術ぶりだった。
Kと散歩に出かける。デニーズでランチ。ずいぶん久しぶりである。ハンバーグをいただく。その後、Little Darling Coffee Roastersへ。その前に、フリーマーケットみたいなところで柿と柘榴を買う。和歌山から来られたとのこと。コーヒーを飲みながら、Kとあれこれおしゃべり。その後、園内の植物屋さんを見て回った後、Kはミッドタウンへ。
お茶しながら、『家事は大変って気づきましたか?』の続き。テーマやトピックは面白いのだが、ブログ記事を寄せ集めたような感じで(実際は雑誌記事だが)、概念整理や歴史記述にもうちょっと期待を寄せたい気持ちになる。その後、蔦屋で『失われた時を求めて フランスコミック版 スワン家のほうへ』を買う。こんなものが出ていたのだなあ。
帰宅して、NHKプラスで3本。まずは、「日曜美術館」の牛腸茂雄特集。彼の伝記的な話はあまり知らなかったので、興味深く見た。まだ明らかにされていない資料がたくさん残っているようだ。近々刊行される全集も予約注文しておいた。続けて、「新・にっぽんの芸能」。尾上右近が鶴岡八幡宮で「賤の苧環」を踊る。白拍子姿になってからの舞に、心を動かされた。静の強い気持ちが漲っている、素晴らしい舞。さらに「鎌倉殿の13人」。和田義盛の最後と、去っていく義時のシーンは、ほとんど西部劇のようである。
夕食後、柘榴を食べる。こうやって実から果実をほじり出しながら食べるのは、初めてであるように思う。鳥になった気分。
ニトリの「上半身を包み込むまくら」が届いた。Twitterで流れてきて、すぐに注文したもの。首こりが酷くて枕をあれこれ試してきたのだが、結局2千円の「ホテルスタイルまくら」が一番良かったということがあって以来、ニトリに信頼をおくようになった。これは今も使っているのだが、より良いものを求めて今回新たに買ったのだった。寝るのが楽しみである。
Kindleで以下の本を買った。
- 柳川範之、為末大『Unlearn(アンラーン)人生100年時代の新しい「学び」』
- 筧裕介『認知症世界の歩き方』
- 落合陽一『忘れる読書』
歩くのにはだいぶ支障がなくなってきたが、膝はまだ本調子ではない。横方向に力をかけると、痛みが出てくる。しかし、それ以外の症状は落ち着いたように思える。
今日のブックマーク
- [黒澤 友貴さんはTwitterを使っています: 「これから日本で流行るのではないと考えている海外サービスScribe ①デスクトップ操作画面で録画ボタンを押す ②スクリーンショット、説明、クリックを含むガイドが自動的に作成される ③編集してクリックひとつでチーム共有できる オンボーディング・育成ツールとして最高](https://t.co/xFRi7OXs27」 / Twitter https://twitter.com/KurosawaTomoki/status/1586489266166644738?s=20&t=yD6AgXrF_eIfzzaC47lCHw)
- そうだラテン語をやろう!第1回|べレ出版語学編集部|note
- 大堀淳の計算機科学チャネル紹介ビデオ - YouTube
- ブルームバーグが長編暗号資産記事を掲載:その重大さ【コラム】 | coindesk JAPAN | コインデスク・ジャパン
- 関数の基底,関数の内積
- アンラーニングは当たり前になる|奥原拓也 / PdM|note
#日記 #10月30日
2021年10月30日
目覚ましをかけないで寝たら、朝は途中で何度も寝返りを打ちつつ結局起きずにいて、ようやく起き出したら12時になっていた。久々に10時間ぐらい寝た気がする。っ今日は大学院のゼミが品川キャンパスであるので、準備して出かける。いつもと逆方向の電車に乗らなければならないのだが、ついつい無意識に渋谷方面の電車に乗ってしまって、時間をロスしてしまった。しかし、開始が30分ほど遅れたので、結果的に問題なし。
ゼミでは、博士後期課程への進学関連と修士論文の執筆について相談した。直近の懸案であった、後期課程での研究室への受け入れを求めるメールへの返信をその場でやってもらったので、あとは自分が出願書類を書けばいい状態になった。やっていかねば。ゼミの後は、キャンパスの入っているビルにある中華料理屋さんで飲み会。いろんな話をして、もっと頑張っていかねばなあという気持ちになる。
途中で、財布がないのに気づく。家に忘れたのかなと思ったが、キャンパスに入るときに学生証を示したので、そこまではあったことを思い出した。その後、トイレに行くこともなくゼミで教室にいて、その後そのまま飲み会に行ったのだが、おそらくは教室で座っている時にズボンのポケットから財布がずり落ちてしまったのだろうと思う。それ以外に落としようがないし。キャンパスに電話したが既にしまっていた。明日また連絡しよう。会計できないので、先生に借りた。
ゼミの人々の話を聞いていると、自分の考えが小さく、視野が狭いようにいつも思う。僕は僕でいろいろとやっていることがあるわけだが、他の人たちの世界観に対してはあまりインパクトのある内容を話せているとも思われず、もどかしい思いをすることが多い。また、研究という観点からも、まだまだ視座が低い(技術力が低いせいも大きいだろうけど)。もっといろんな人々と話をして、高めていかないとなあ。
帰り道、お茶しながら、YouTubeの英語動画の続き。やっぱり、人によってはほぼ完璧に何を言っているかを理解できることもある。でも、別の人だと理解率が下がっていく。ということは、基本的なリスニング能力はあるんだろうけど、何らかの理由によって精度が低くなるということなのだろう。それは何なのか。スピード、ぼそぼそ発音、弱音の癖などによるものだろうか。もっといろんな英語を聴かないとなあ。
帰宅して、届いていた『ele-king臨時増刊号 仮想空間への招待──メタヴァース入門』を読む。どんなものなんだろうと思っていたのだが、宇川直宏さんのインタビューと田中"hally"治久さんの記事は、メタヴァースを文化的・歴史的に対局的な視座から描いていて、非常に勉強になった。あまり感心しない文章も多かったが、それらを読めただけでもよかっただろうと思う。
その後、言語実装の続き。昨晩は、PEGによるパーサ作成のところで詰まってしまったのだが、落ち着いてボトムアップにプリミティブな文法から一つずつマッチさせていったら、だんだんPEGと使っているライブラリの雰囲気がわかってきて、3時間ほどあれこれいじってようやく全文法が一応パースできるようになった。ここまで来れば、あとは部品を組み合わせれば一応完成するはず。明日、また続きをやろう。
2020年10月30日
起きると、首の左側にやや痛みの兆候。ストレッチをしてみたがひどくなりそうな予感もあるため、早めにロキソニンを摂取した。今日は1 on 1や面接で予定がいっぱいの日。ロキソニンを飲んだり、ずっと話をしていたりというのもあって疲れてきたので、仕事が終わった後に少し眠る。
夕食をとった後、お茶しながらあれこれ考え事。しかし、お茶するよりも移動している間のほうが考えが進む気もしていて、もっと散歩そのものの時間を増やすほうがいいなあと思う。考えの筋道はあるのだが、そこからどう具体的に問題を立てるかというところで、まだ考えが足りていない。
しかし、やっぱちゃんと物を読まないと進まないよなあと思って、『信頼を考える』の関係ありそうな章を読んだ。そしたら、そういえばブルース・シュナイアーの『信頼と裏切りの社会』なんて本があったよなあと思い出したので、本棚から引っ張り出してみたりした。これも読んでおこう。「信頼」という軸で、それをどう情報システムとエコシステムとの間で創出できるかを考えているのだった。副テーマのストーリーもその線で考えてみるとどうかと思っているので、はやく文献リストを作らないとなあと思っているところ。
CA社が、GANで女性の画像を生成して広告クリエイティブ素材として提供するサービスを発表した。そのことについて、倫理的に自分がどう判断するよいのかを考えたりした。見目麗しい女性の画像というのは、確かに広告にとって有用であるのは、良し悪しはともあれ事実ではあるし、そのような女性を広告に起用することは広く行われている。一方で、実在しない女性像を生成することは、直感的には社会的偏見を助長する、情報システムを乱用する行為であるというように、道徳的に非難したくなる気持ちも起こり得る。
ここで、典型的にはVRアバターのように記号的な表象しかない世界を考えてみる。VRアバターにおいては、リアル世界の自分そのものを再現するようなことでもしない限り原理的にバイアスのかかった表象しか作れないだろう(自分そのままであったって、何かしら盛ってしまうこともある。アイコンやインスタ写真のように)。上述のサービスを道徳的に非難することは、そうした世界そのもののあり方を否定的に観ることにつながるのではないかとも思える。実際、アニメ的表象について性的記号を見出して非難する言説が、Twitterなどではよく盛り上がっていたりする。
そういう議論がよい問題提起をしており、かつ、正しいことをいっていると思うことも多かったりする。一方で、上述のサービスのようなものを道徳的に非難することは、記号的表象しかありえない世界全般への非難につながると思える。なぜなら、VRの世界においてはリアル世界のような「自然な多様さ」が実現されるとはとても思えないからだ。そこではきっと上述のサービスで生成されたのと同じような社会的バイアスを反映したアバターばかりになるだろう。だから、上述のサービスを道徳的に否定することがあるとしたら、それは行き過ぎた考えだとも思える。どう考えればいいのかはまだわからないが、倫理的な課題として面白い問題だと思う。
2019年10月30日
今日は朝から出社して会議など。その後、いろいろとたまっている書き物やレビュー、面談など。帰り道で、無印良品でバスタオルを2枚購入。その後、書店で『評伝 小室直樹(上):学問と酒と猫を愛した過激な天才』、『評伝 小室直樹(下):現実はやがて私に追いつくであろう』、『共通語の世界史:ヨーロッパ諸言語をめぐる地政学』を購入。
小室直樹の評伝は、いろんな意味で面白いに決まっているのだが、各巻600ページ超えの上下巻という分厚さと、ちょうど刊行された時期は読むタイミングじゃなかったのもあって買ってなかったのだが、たまたま目について、なんとなく買ったのだった。『小室直樹の世界―社会科学の復興をめざして』という書籍があり、評伝の著者が巻末に年譜を寄せているのだが、これがめっぽう面白い。その著者の書いた評伝とあって、面白いに決まっているのである。読み始めると、学生時代は思っていたよりもだいぶ激しく活動していたようで、それはそれで面白い。ちょうど、東大でようやく博士号を取得したところまで読んだ。
夕食を作る。レンコン・人参・ピーマン・ウィンナーの中華炒め、レタス・トマト・山芋のサラダ、味噌汁、昨晩の残りの炊き込みご飯。その後、小室本の続きを読み、日付が変わる前後40分ほど、フランス語の勉強。なかなか進まない。それというのも、そもそも『フランス語の余白に』という教科書には訳も単語解説もなく、全部いちから調べないとならないというのと、こった言い回しを使った例文を出してくるのだけどこちらはそうとはわからないので、辞書を引いてもすぐには意味がとれず、探し回ってようやくイディオムなのだとわかるという状況。なかなかハードである。
月曜日に軽く筋トレしたのだが、昨晩ぐらいからそこそこ筋肉痛。動きに支障をきたすほどではないが。これがおさまったら、またやっていこう。明日、明後日と鹿児島出張なので、そこから戻った週末あたりにはできるかな。
2018年10月30日
紹介いただいた方から、親切にもいろんな情報をいただいたり。ものにしていきたいなあ。
夜は、T氏にお願いして初のボルダリングに連れてってもらう。どんな感じなのか塩梅がまるでわからないので、連れてってもらってよかった。ひとりだと、確実に死んでたな……。ともあれ、登るの楽し過ぎウケるwww これはハマるなあ。さっそく次の日程を考えてる。
その後、ジム近くのてやん亭゛という沖縄料理屋さんで食事。美味しい。
2017年10月30日
いろいろ懸案となっていたことがようやく進みつつあるところ。
なんかもっと真っ当に生きていこうと思いたち(もうこの人生で何度目かわからないが……)、いろいろちゃんとすることにした。とはいえ、なにをすれば真っ当なのかわからないので、とりあえず膝を怪我してからいってなかったジムを再開したり、放置してたTOEICの申し込みをしたり。ビール飲みまくるのもよそうと思ったけど、それは止められず、いまも飲んでる。
旭玉山からの根付再評価の機運が高まっており、その過程で知った『琥珀の眼の兎』を買って読み始めたら、豊潤な文章に最初っからやられっぱなしで、久々に読書の愉悦を覚える。こんな本が書かれ得る社会よ……。続きを読むのがめちゃ楽しみだなあ。
2016年10月30日
そんなに飲んだわけじゃなかったつもりだったが、軽く二日酔い。『悟らなくたって、いいじゃないか 普通の人のための仏教・瞑想入門 (幻冬舎新書)』を読んだり、昼寝したり。夕食を久々にうせがたんで。
2015年10月30日
昨夜は4時前ぐらいまで眠れず。9時になんとか起きたが、眠い。
昼食ははなまるうどん。塩豚おろしうどんの冷たいの。はなまるは、さっぱりしてるのがレギュラーメニューにあるところがよいな。
風邪による怠さはだいぶよくなったと思ったが、午前中はよかったが、午後以降はけっこうきつかった。ちょっと早めに、18時過ぎに帰宅。
夕食を食べて、すぐに寝てしまう。
「Pen+(ペン・プラス) 完全保存版 台湾カルチャー・クルーズ (メディアハウスムック) [ムック] ペンプラス」を買って読む。できればもうちょっと現代文学についての記述がほしかったが、総じて非常にいい特集だった。もっと台湾の現在の文化を日本語で読めるものがほしいと思う。台湾文化の話といえば、四方田犬彦さんの『台湾の歓び』もいい。
はー、台湾行きたいなあ。つってもあんま旅行だと心置きなく楽しめないから、ひと月ぐらい逗留したい。