20253月30

昨年に引き続き、家族で桜をバックに写真を撮る。α7IIIはこういう時にしか持ち出されなくなってしまった。同じくこういう時にだけ持ち出されるPeak Designのカーボン三脚を使って写真を撮る。その後、公園をひとまわりする。花見客がたくさん。Kが、大学卒業以来という同級生をその中から見つけて、よく覚えてるものだなあと思う。

駅前で食事。これからジュアン・ミロ展を観るので、スペイン料理をいただく。ワインを3杯飲んで、そこそこ酔った。それにしても花粉症がきつくて、目を開けているのがつらい。鼻水やくしゃみは薬で抑えられるのだが、目はなんともならない。眠気も強い。リトルKは落ち着きなく、あまり食べもしない。遠くにある魚の置物に気づいて「おさかなみたい!」という。よく気がつくものだなあ。

東京都立美術館で開催中のジュアン・ミロ展を観にいく。上野公園はものすごい人だかり。会場はいつもに比べてそこまで混んでいるというわけでもない。リトルKが落ち着かないので、例によってあまりゆっくり観られない。生涯を通じた浩瀚な回顧展で素晴らしいのだが、彼の人生に起きた様々な事情や世の中の状況にフォーカスすることは当然とはいえ、ミロの良さというのはやっぱり圧倒的なセンスの良さだと思うんだよなあ。カタログを買う。

人混みを潜り抜けながらアメ横の方へ歩く。最近Kはアクセサリーに凝っていて、「ジュエリー界のしまむら」といわれもするらしいTSUTSUMIに通っている。今日も寄ってあれこれ見ていた。御徒町ジュエリーの魅力にハマっているらしい。

ちょっと飲んでいきたいところだったのだが、人があまりにも多すぎるのであきらめた。自分はちょっと最寄りの駅でお店に寄って、あれこれと調べ物や考え事など。

リトルKは今日も寝る前にぐずっていたのだが、抱っこしていたら落ち着いてきた。寝る時も「抱っこ」というので、抱えて寝かせつけ。昼寝をあまりしていなかったので眠かったのか、すぐに寝ついた。

先日健康診断の結果が返ってきて、内容自体はいつもとあまり変わらないのだが、要するに減量せよという以上のやるべきことはないので、いよいよちゃんとやるかなあという気持ちになってきた。とりあえず語学系の音源を聴きながら歩くというのをやってみるかなあ。「コテンラジオ」の科学技術の歴史シリーズが始まったので、まずはそれを聴きながら歩く。

冒頭で紹介されていたRootportという方の『人類を変えた7つの発明史 火からAIまで技術革新と歩んだホモ・サピエンスの20万年』を読み始めた。もうちょっと大きな枠組みで色々考えるためのステップにしていきたい。自分の考えていることがだいぶ目先のことばかりになっていて、つまらなくなっていると思う。「コテンラジオ」のシリーズもタイムリーだし、もうちょっと長い目で考えることを増やしていきたい。

千葉雅也さんのYouTubeチャンネルをあらためて観たら、すごくいい。こういう感じで楽しめるようになりたいものである。

GRIIIxが壊れて、シャッターを押した後何度もカチカチいうようになった。撮れたものを確認すると、グリッチした画像が残されていた。面白いからそのまま使ってみよう。

@kentaro on X
@kentaro on X
GRIIIxがなんか壊れて変な写真が撮れるようになった。面白いからこのままやってみよ。

20243月30

昨年の6月、数ヶ月にわたる過負荷がたたって体を壊しかけたのだが、たまたまいってみた整体で首をごりごりマッサージされて、あっという間に心が晴れやかになるということがあった。その整体師が転職するということで、今日で終わり。恩義を感じている。

妻が、仕事関連の勉強会やイベントがあり、今日は子と過ごす時間が長かった。このところ、また成長の角度が上がっているように思える。言葉もだいぶ理解が進んできた。発声できる言葉はまだ少ないが、理解はしている挙動を示すことが多い。それが増えている。

自分にとってKnown/Unknownであることと、そのことについての自己認識としてKnown/Unknownであることとで4象限を構成できる。まず重要なのは、 Unknown/Unknownな領域を、いかにKnown/Unknownに移行できるかということである。

この10年ほどの世情をかえりみるに、Unknown/Unknownなことが存在することそのものの否認が進んでいるように思える。Known/Unknownにするのではなく、もとからそうであることしか認めないとでもいうような。しかし、もちろん、むなしく終わる否認である。

坂本さんってあまり細かいことは言わないんですよ。言わないと分からないことだったら言っても分からないと思ってらした。そういうのってセンスじゃないですか……。任せて、できたものが気に入らなかったら、その人を選んだ自分のミスだって思ってらしたんじゃないですかね。

高谷史郎氏の発言「サウンド&レコーディング・マガジン」(2024年5月号)p.79

「言わないと分からないことだったら言っても分からない」というのは、まさにUnknown/Unknownの話だろう。そもそもわかりうるフレームがなければ「言っても分からない」。それを「センス」というかどうかはともかく、あたりまえのことがいわれているとは思う。

つまり、Known/UnknownあるいはKnown/Knownにしないのはだめだといったところでしかたがないということだろう。だからといって、Unknown/Unknownの存在をそもそもなかったこととするのは間違っている。しかし、そういうことが行われがちである。

もちろん、Unknown/UnknownをKnown/Unknownに近似する技法に長けているものもあろう。それはそれでひとつの技術であるし、貴重なことでもある。それが、この数年よくいわれる「言語化」という営みがなしていることだったりもするだろう。

自分は、坂本=高谷的な意味での「センス」など皆無なので、「言わないと分からないことだったら言っても分からない」ばかりである。ただ、じゃあわかり得ないことについてはもとよりないものとするようなことはしたくない。子の世話をしながら、そういうことを考えていた。

20233月30

明け方、5時頃にリトルKに起こされて、授乳。6時過ぎに二度寝して、9時頃起きた。久しぶりにたくさん寝たなあ。だいぶ回復した。

今日はたくさん1on1があった。

Elon Musk Signs Open Letter Urging AI Labs to Pump the Brakes | Timeという記事によると、AIの開発を半年止めるよう署名が行われていて、イーロン・マスクやユヴァル・ノア・ハラリ、スティーブ・ウォズニアックなどが名を連ねているのだという。ラッダイト運動を想起させる事態なのだが、この件を現代版のラッセル=アインシュタイン宣言だと評する方がいらっしゃって、その視点はなかったので新鮮であった。もちろんそういう面もあるだろうけど、どうなんだろうなあ。

論文の英訳に取り組む。英訳した後は、しばらく前にリリースされたDeepL Write:AIを活用した文章作成アシストツールを使う。これはめちゃくちゃ便利である。ただまあ、当たり前だけど、できた英文の良し悪しを理解できる程度には英語ができないと、意味ない。

最近リリースされたEar (2)を注文してみた。Nothingの製品は、一度使ってみたいと思っていたので。でも、スマホは買っても使わないだろうと思っていたのだが、イヤホンはもっといいものであり得るなら追求したいところ。どうだろうなあ。楽しみ。

先生からレビューが返ってきたので、対応。ベンチマークも、更新したアプリで取り直し。思いのほか時間がかかってしまった。さっさと英訳を終わらせて、出そうと思えばいつでも出せる状態まで、早いところ持っていく。

今日のブックマーク


#日記 #3月30日

20223月30

Kの出張に自分も同行して、今日から京都へ。移動中は、昨晩から読み始めたHow to DAO: Kickstart an LLC, crypto hedge fund, or charity from your bedroomの続きを読む。DAOの特徴を述べた上で、自分で作るならどういうことに気をつけるべきかについてまとめている。技術の具体的なところについての記載はほぼないが、組織としてのDAOについては、事例も含めて押さえられる。

本を読んでいる間に、京都着。「はしたて」が混んでいて、その隣のお店で昼食。駅前の新阪急ホテルへ。Kが取ったところ。夜、食事に行く以外は仕事をするだけなので、宿はなんでもいい。その後、いつも通りもろもろミーティングや1 on 1を終えたのだが、仕事するならするで、むしろもうちょっと快適な場所の方が気分転換的にも、椅子などの設備的にもいいのではないか?という気もする。今回は特にそう思った。

京都に住んでいる母と待ち合わせて、祇園で夕食。Kまかせにしてあった日程を前もって把握しておいて、もっといい店を予約しておけばよかったかなあと思ったりもしたが、そんなに悪くない店で、店長さんなども挨拶に来たりしてくれた。食後に、見物のため、桜が満開に咲いている白川沿いを歩く。京都の桜は、ここの夜桜が一番好きだなあ。その後、三条京阪まで送って、自分はお茶しつつ本の続き。

ホテルに戻って、How to DAOの続きを読み、読了。さらに、奥山景布子『圓朝』を読み始める。時間の飛ばし方が急だったり、説明してない人物が唐突に出てきたりと、小説としての体裁に引っ掛かりが多いのだが、わざと落語的な書き方をしているのか?と思うと、それはそれで納得感がある。ともあれ非常に面白く、引き込まれるように読む。1/4ほど読んで、就寝。

20203月30

株主総会の日。法律上、株主総会のオンラインのみの開催は不可なので、例年のようにセルリアンタワーで開催はするのだが、壇上には社長だけが上がり、他の役員はリモートからZoomで参加するという異例の形に(とはいえ、いろいろあってオフィスには出向いていたのだが)。事務局を中心にたくさんのひとがイレギュラーな事態に機敏に対応してくれたおかげで、無事に終わってほっとする。こういうこともあるし、ネットのみ開催もありに法律が変わっていくとよいなあ。

久々に外出したので、帰宅前に丸善ジュンク堂へ寄ってあれこれと本を買う。『統計的学習の基礎 ―データマイニング・推論・予測―』、『チャート式シリーズ 大学教養 微分積分 (チャート式・シリーズ)』、『アメリカ哲学史: 一七二〇年から二〇〇〇年まで』、『火星の旅人 ―パーシヴァル・ローエルと世紀転換期アメリカ思想史―』、『Distinction 2000』、『感染症は実在しない: 構造構成的感染症学』、『感染症と文明――共生への道 (岩波新書)』、『信号、記号、そして言語へ: コミュニケーションが紡ぐ意味の体系 (越境する認知科学 3)』、『選択と誘導の認知科学 (認知科学のススメ)』。その他、Kindleで『[第2版]Python機械学習プログラミング 達人データサイエンティストによる理論と実践 impress top gearシリーズ』、『新写真論: スマホと顔 ゲンロン叢書』、「ブルーピリオド」の5〜7巻を買う。

帰宅して、昨夜の餃子の残りで餃子スープを作る。その後、「ブルーピリオド」を読んで、さらに『感染症と文明――共生への道 (岩波新書)』を読む。感染症といえば、昨年の秋にレプトスピラ症にかかったのも感染症だったわけで、その時にもそのへんをもっと調べてみようと思っていたのだったが例によって忘れていたところこういう事態になって、あらためて見ていこうという気持ちになったのであった。

先日リモート飲み会で話したこと。テレカンが多くなってくると機材の良し悪しがアウトプットのクオリティに影響する度合いが高くなっていく。良し悪しといっても、3,000円もしないヘッドセット使えばいいぐらいなのだが。VRでは既に機材が空間におけるプレゼンスの格差に直接的につながっているし、むしろパソコンを介在してコミュニケーションをする時点で、機材なりアプリケーションの使いこなしなりによってアウトプットは左右されている。そういうのがわかりやすくなっていく。

一般化していえば、ひとのコミュニケーションが仲介層を通じて行われるものにますますなっていく中で、スペック的な面、道具を使いこなせるかどうかということがますます重要になっていく。将来的には、その層はエージェントどうしの自律的なやり取りになっていくだろう。そういうところに、生産性が高まったり、格差が広がったり、セキュリティ問題が起こったりなど、ともあれ、新たな良し悪しが多様に発生していくというのが、数年前倒しで今後どんどん増えていくのだろうと見込んでいるところ。

先日の鹿児島県版の新型コロナウィルス情報サイトを作った流れもあって、Code for JapanのSlackに入ってみたり。公共ということに対して、人々の関心が向いてきているのは、まずはよいことだろうと思う。2011年の大震災以降、そういうひとは増えていると思われるが、まずは社会的な水準で啓蒙主義的な活動に余力を振り向けるというのは、間違いなくいいことであろう。ただ、しかし……というのは先日書いたところだ。

20193月30

母たちと、ポケカルの隅田川クルージング。こういう機会でもないと行かないだろうから、よかった。最後はすしざんまい。

夜は、三宿の「アシタノハナ」で。

20183月30

最近、花粉症の薬のせいなのか、眠くて困る……。

ボリス・グロイス特集の「思想 2018年 04 月号 [雑誌]」を読み始める。2017年の、ボリス・グロイス日本招聘プロジェクトによる成果物のひとつ。巻頭のグロイスによる「アジテーション」からして、勢いがある。いわく、アートの独立性こそが、むしろ民主政を超えた「超民主政」なのであると。その後も、浅田彰さんとの対談(というか、あまり噛み合ってない気もするが)や論考など、とても刺激的な話が満載。読み進めるのが楽しみ。

んでもって、その浅田彰さんが帯に推薦文を書いている『現代アートとは何か』が届いたので読み始める。マーケットから始まる章立てが、アーティストに至るのが本の半分を過ぎてからという、それ自体が「現代アート」を物語っているのだろう本なのだが、取り上げる話題は浩瀚で、とても勉強になる。「キュレーター」の章など、数いるキュレーターを網羅的に取り上げるというのではまったくなく、ジャン=ユベール・マルタンとヤン・フートとを比較しつつ、感動的な物語にもなってすらいるその紹介は、「入門」にふさわしいのかどうかはともかく、めっぽう面白い。

Seascapeシリーズを作る。ギャラリーにも設置しておいた。

20173月30

新卒説明会の練習。例によってあれこれやるので、練習が必要なのである。

終業後は、新市街でご飯。社内チャットに馬刺し食べるとか書いていたら、社長と後輩氏がやってきた。あれこれお話。