20244月16

昨晩はW・G・ゼーバルト『アウステルリッツ』を読了。読んでいる間、のめり込んで感覚が変な感じになるみたいなのは久々の感じで、濃密な読書体験だった。こういう話を日本を舞台に書くならどうなるんだろうなあと思いながら読んでいた。どうなるだろうか。

10冊ぐらい並行して読んていて、というか、つい別の本に目移りして読みさしてしまってるだけなのだけど、ユルスナール『ハドリアヌス帝の回想』、サイード『晩年のスタイル』、『萩原朔太郎詩集』などをぼちぼち読んでいる。その途中に軽いものをさっと読み流している。

足元の興味に引っ張られて、長い目で見たときに読んでおいた方がいいものを読む時間が削られていくことをずっと繰り返しているのだけど、このところちょっと変えていきたいと思っている。それで、読むべき本にちゃんと取り組もうとしているところである。

読めばそういう本のほうがだんぜん面白い。時間はどんどん減っていくのだから、ほんとに読むべきものに注力していきたいという思いがつのる。読みたいと思いつつ読めずにいたものに向き合うようにする。読まなくていいものは、意識的に回避する。

そういうことの他には、子に対して適切なサジェスチョンがてきるようなことをしていきたいみたいなのもある。本だけでなく、美術、科学、演劇、映画、音楽など、総合的な領域なのだが、ともあれ、そういう観点からあらためてやり直したいという気持ち。

そういうとなにか義務的な感じに聞こえそうなのだが、むしろ自分自身の方向性を立て直し、やり直す機会という感じで、ポジティブにとらえているし、楽しくもある。子のために買った図鑑も、自分が読んで楽しいものだったりする。そんな感じでやりなおしているところである。

20234月16

今日はリトルKの初宮参り。Kが色々準備してくれて、昨日は一日中雨降りだったが、今日は天気も良く、無事に執り行えることになった。感謝である。ただ、なぜか顔に蕁麻疹が出ていて、かわいそう。それも昼過ぎにはだいぶ治っていた。

まずは浅草ビューホテルの写真館で撮影。リトルKはおとなしくしており、笑顔も振りまいたりして、順調に撮影完了。自分の母も含めた、両家の家族での写真も撮れてよかった。その後、浅草神社へ移動。

控え室で少し待ったあと、拝殿へ通されて祈祷を受ける。リトルKは、生まれたあと神様に挨拶に来て、浅草神社の氏子ということになったようである(神職の方が、祈祷の中でそういっていた)。父親たる自分はどこの氏子でもないのだが、リトルKは浅草の子になった。それはそれでよいことであろう。自分の父親が生きていたら、非常に嫌がっただろう、というか参加しなかっただろうなあと思ったりした(別にいいけど)。

その後、茶寮市松へ移動して、リトルKのお食い初めと、大人たちの食事。三代続いているのだそうで、風情のある建物とお庭。法事できているらしいお客さんも多く見られた。リトルKはおおむね大人しくしていた。食事は、やや味付けが濃いめだと感じられたが、全般的に美味しかった。勘定書をみて、そこそこ驚きはしたけど。Kの家族もうちの母も喜んでいたようで、よかった。

その後、Kの実家にリトルKを置いたあと、Kとホテルの写真館へ戻り、写真を選ぶ。いい感じに撮れていて、よかった。僕は少し散歩。Kindleを忘れたので、iPhoneで村上春樹『街とその不確かな壁』の続きを読む。市川左團次の訃報が入り、驚く。先日の團十郎襲名披露ではお元気そうだったのになあ。『いい加減、人生録 市川左團次』を購入。ピッツェリア・ロマーノ・エ・マリーノでピザを受け取って帰る。

夕食にピザをいただく。その後、Kのお姉さんが作ってくださったケーキもいただく。「どうする家康」は、知らない間にずいぶん話が進んでいて、浅井長政が裏切るあたりに差し掛かっていた。

リトルKを風呂に入れたりした後、家に帰る。帰り道では、次の研究テーマについて思いをめぐらせていた。自分のパターンとしては、正攻法で行くよりも、面白方式を作ってうまいこと有用性を主張するという感じなので、流行りのテーマに正面から取り組んでもあまり上手くいかなさそう。なので、AI関連をやってみたくはあるけど、どうしようかなあという感じ。とはいえ、面白そうなアイディアを一つ思いついて、ChatGPTでフィージビリティテストをしたりしてみた。

今日のブックマーク


#日記 #4月16日

20224月16

昨晩は寝たのが遅かった、というか、朝まで起きていたので、昼頃に起床。準備して出かける。

情報処理学会 IoT行動変容学研究グループ キックオフシンポジウム」に参加するために青山学院大学へ。正門すぐ脇の総研ビルというところ。最上階が広いホールになっていて、登壇発表と、座席をぐるっと囲んでのポスター発表の2本立て。ついた時にちょうどポスター発表が始まって、同僚のK君の発表を始めとして、ひととおり全部眺めていく。興味の近いところで面白い内容があったので、少し質問したりもした。若い学生さんがほとんどという印象。ポスター発表というのも、インタラクティブで面白そうだなあ。

お茶しながら、アイシア=ソリッドさんの動画「(1) 【Axって何だろう?】行列とベクトルの積は電車の乗り継ぎ【行列②行列とベクトルの積】」、「(1) 【雑談配信】みんな、内省ってやってる?【価値関数と方策を更新しよーっと】」を観る。行列とベクトルの席を、行列の縦方向のベクトルを電車の向かう方向、かける方のベクトルを駅数とみなして、座標平面上を動かして見せるという例が、とてもわかりやすくて感心した。内省の方は、こうやって日記を書いてはいるのだが、内省というよりは記録の面が大きいので、そういうのもやる方がいいのかもなあと思ったりもする(が、公開前提じゃないと続かないんだよなあ)。

その後、歌舞伎座へ。四月大歌舞伎の第三部「ぢいさんばあさん」、「お祭り」の二本立て。若い頃の伊織(片岡仁左衛門)とるん(坂東玉三郎)夫妻がイチャイチャし始めるので、るんの弟(市川隼人)がそわそわし出すあたり、とても面白い。急展開してからの、37年後に夫妻が再開する三幕目は、時間の経過と変わらない愛情の対比に心を打たれる。人生の物語だ。続いての「お祭り」は、玉三郎さんが若い者を2人従えての踊り。芸者の姐さんを、綺麗でもありカッコよくもありという若々しさで演じる。最後に客席に一礼するところの所作の見事さに、グッときた。

夕食は、昭和通りを挟んだナイルレストランでいただく。ヨーグルトカレーを注文。スラ・ヴィンヤーズのシラーズが置いてあったので、グラスでいただく。単体で飲むと、ジビエのような臭みのある独特のワインなのだが、インド料理と相性抜群。奇跡的なワイン。少し足りなくて追加したチキンマサラがすごく辛くて、大汗をかいた。

帰宅して、「半沢直樹」シリーズ2を観始める。昨日、観てる場合じゃないと書いたのだが、むしろこの後にもっとスケジュールがやばくなってからよりも、今のうちに観ておくほうがリスクが低いのではないかと思ってのこと(といういいわけだが)。前半の話は、最初から猿之助さんが飛ばしまくっていて、香川照之さんとの澤瀉屋の従兄弟対決(ストーリー的にも顔芸的にも)を繰り広げ、歌舞伎好きにはたまらない。後半の話は、どんでん返しは多いのだが、展開の意外性は薄くて、ちょっとだるかったかなあ。ひたすら観続けて、朝7時まで。

20214月16

昨晩は、日記を書いたあとに思い立って、Build Your Own Text Editorの写経を始めた。自前でエディタを作っていくチュートリアル。知らない話がたくさんでてきて面白い。必ずしも全部理解したわけではないが、とりあえずコードを書き写していくと動くので、面白い。やりきるまで、ぼちぼち継続していこう。

今日は朝からおしゃべりしっぱなしでけっこう疲れた感じだったが、それぞれにある程度の方向性に進捗が見られてよかったのではないか。こうやって、どんどんひとと話していくのはやっぱりいいなと思うので、ざっくりでも機会を積極的に作っていくのがいいのではないかとあらためて思ったりした。そういうのをサボってはいけないなあ。

昨日に引き続き、昼休みにさくっとジム。例によって、トレッドミルで最大の傾斜(15%)をつけて、4km/hで30分歩く。今日は、結構慣れてきて普通に歩く分には多少楽になってきたところがあるので、歩行フォームに気をつけて、膝を意識的に高く上げることでストライドを広げるのと、前傾姿勢をできるだけ垂直にすることを意識して歩いてみた。そうすると、同じことをやっていても身体の使い方の違いで負荷も変わるようで、最後の10分はかなり心拍も上がっていい感じ。

研究所で教えてもらった「IoTの柔軟な相互運用性を実現するソフトウェアアーキテクチャの提案」という論文を読んでいて、こういう風に考えていけばいいんだなあと気付かされたところもあったので、自分の研究についても本質的かつ最小限の課題は何で、それを解決するにはどうしたらいいかということについて、モデリングをしっかりやるということをする必要があるなあと思ったりした。なんか飛び道具みたいなことをやろうとしがちなのだが、ちゃんと足元からやっていくことがだいじだなあと思ったりする。

今日は久々に酒を飲む気分になったので、ロバート・モンダヴィのソーヴィニョン・ブランのもの(エントリーラインの安物だけど)を飲んだりしていたら、修論計画でやろうとしていたことについて設計をどうしようか考えていたことについて、こうやったらうまくいきそうみたいなアイディアが出てきた。たまには酒を飲んで発想を広げるということも必要だなあと思ったりした。まあ、酒を飲んだことが理由なのかはわからないが、いろんな刺激を入れていくことは必要だろう。

20204月16

昨今の情勢によるリモートワークの普及(というか社会的強制)により、いい面ももちろんあるけど、様々な理由により主観的にネガティブな面というのも見えてきている。今日、自分などからみると安定しているように思える人が、リモートワークでのしんどさを率直にブログに書いていて意外に思ったりしたのだが、そういうひとは多いのだろう。自分自身も、多かれ少なかれ影響がないわけではないのかもしれない。

と思っていたところ、なんか最近、夜の自由時間にも本を読む気があんましなくて仕事するか勉強するかばかりで、よろしくない感じがしているのだが、それもまた昨今的な影響によることなのかもしれないなあと思った。僕のようなよっぽどのんびりした人間でも、実用的なインプットに傾斜し過ぎる、つまり、余裕が欠けつつあるのだろう。モード変えないとなと思うのだが、けっこう難しい。なのでPythonいじりをしているのだが、そういうことではない。

おそらくどこかでは既に顕在化しているのだろうと思うのだが、感染者を社会的に責めるようなことをするとほんとのことをいわなくなるので、クラスタが隠れてしまう(たとえば「夜の街」にいったことを隠すから)。一方で、そのような社会的懲罰の予期に基づく行動抑制という機制も働く。短期における社会全体の感染拡大抑制という観点でいうと、後者のほうが効果は高いのかもしれない。しかし、それを良しとするのは正しいことだろうか?

夕食にイカじゃがバター炒めを作ったのち、NHKプラスで「歴史秘話エヴァンゲリオンヒストリア」という番組を觀る。今年新しいバージョンが出るからなのか、新劇場版をNHKで放映するようで、これまでの総集編みたいな感じ。Kが観たいというので一緒に観ていたのだが、「Q」はごく断片的にしか憶えてないなあ。見返してみようかとAmazon Primeを検索してみたが、時間も遅いしやめやめ。

データ活用のための数理モデリング入門』を購入。昨今は、数理モデルの本がよく出るなあ。

20194月16

福岡出張1日目。朝、さっそくEM.FMの録音があがってきたので、バスの中で聴く。

夜は、最近入社した方々を含めて飲み。いいひとが増えてうれしいなあ。

20184月16

終業後、品川で年初からの案件の打ち上げ。いろいろと面白い話を聞く。続けて、三宿に場所を移して飲む。

20174月16

午前中は、研究所の論文レビュー。その後、三谷太一郎『日本の近代とは何であったか――問題史的考察 (岩波新書)』を読み始める。これぞ碩学という感じ。非常に面白いなあ。

ちろりを買いに、日本橋へ。木屋で銅製のものを買う。コレドをぶらぶらしたりした後、銀座方面へ。丸善で『読んでいない本について堂々と語る方法 (ちくま学芸文庫)』、『教養のためのブックガイド』を購入。さらに歩いてGSIXを観にいったところ、20日にオープンということで、まだ準備中であった。しかし、あのファサードはすごい。

夕食は、俺のだしで。美味しいのだけど、カウンターにあたっている証明がやたら熱くて、汗が出て難儀した……。

帰宅して、買ってきたちろりでお燗をつける。昨日購入した杉錦と玉川のTime Machineどちらも。まだ温度計を買ってないので勘でつけたのだが、それでも旨い。お燗はいいなあ。

三谷本の続きを読む。