20246月11

3時頃に寝ようとしていたら子が起き出して、その後ずっとテンション高く遊び続けてふたたび寝付く気配がない。しかたがないので、WWDCを観たり、寝かせつけを試しては失敗したりして過ごす。6時頃にようやく寝たので自分も就寝したが、7時半頃に起こされる。眠い。

この2週間、風邪に続いてヒトメタニューモウイルスの感染などあり、大変な状況なのだが、子はその中でもあれこれと大きく変化している感じがする。言葉数がどんどん増え、発声が明瞭になりつつある。一方で、体調のせいかぐずることも多く、激しくなってきているのだが。

キャリアについてのインタビューがあって、何度も同じ話をしすぎて新規性を打ち出せないといっていたら、育児との兼ね合いについて話したらよいのではないかとK氏が助言してくださった。確かに、育児による影響について、まだほとんど語ったことがないと気づいた。

とはいえ、では何か話すべきことがあるかというと、あまり思いつかない。単純に時間が減ったのでそのぶん睡眠時間を削った、みたいな影響はある。しかし、たぶんそういうことではなくて、なにか本質的な変化というのが語られるべきことなんだろうとは思う。

「この子のためにがんばる」みたいになって張り切る、みたいなことがフィクションではよく語られる。子の写真を眺めてつらいときを乗り切る、とか。そういう気持ちがあまりない気がする。もちろん子供はかわいいし、それなりの程度関わっているだろうと思うのだが。

子供ができたことで、何かが決定的に変わったという感じではないのだろう。もちろん、いったん生まれたからには今後子の世話をしない世界線はない、みたいな意味では決定的に変わってはいるのだけど、それとこれ(どれ?)は違う、みたいな感じ。うまくいえないのだけど。

20236月11

朝起きると、体がだるいし頭痛がする。やや熱も出ている。疲労に加えて、大降りではないが雨が降っているせいもあるだろう。寝転がりながら、三島由紀夫『豊饒の海 第一巻 春の海』を読む。

ロキソニンを飲んだら少しはマシになってきたので、お茶しながら続きを読む。K実家へ向かいながら、さらに続きを読む。

一週間ぶりのリトルKは、さらに顔が男の子らしくなってきた感じがする。抱っこしていると降ろせとぐずりだし、床に置いてしばらくすると寝返りし、ハイハイの練習をしている。手足の使い方がまだつかめておらず、進まない。ずっとやっていると、思うようにいかないのが悔しいのか、泣き出したりする。仰向けに戻してやっても、また時間が経つと寝返り。寝返り自体のスピードも速い。

夕食をいただいた後、『春の海』の続きを読み、読了。30年ぶりぐらいで三島の小説を読んだのだが、グイグイ読ませるうまさ、文章の華麗さ等、やっぱりすごいなあと思う。一方で、その結構の立派さに対してあまり厚みの感じられない悲劇的恋愛が語られること自体に、主人公「清顕」の空っぽさが象徴するだろう何事かが、メタ次元において象徴されているように思える。

夜中、リトルKは母乳を飲んだ後、寝返りして運動をしたがり、1時間以上も寝ずにいた。あやしても寝ないので、Kが追加で飲ませたら、しばらくして寝た。筋トレに熱心過ぎる。

今日のブックマーク


#日記 #6月11日

20226月11

朝起きると、また首こりがしている。おととい鍼灸科に行ってきたばかりなのに。枕があってないのだろうか。枕は、計測したものも含めてあれこれ試してみて、結局今使っているニトリのものが相対的にマシということになったのだが。首が短いから、既存のものがあまり合わないんだろうなあ。しかし、枕云々より運動をするべきなんだろう。頭痛になりそうなので、ロキソニンを飲む。

歌舞伎座へ。六月大歌舞伎の、「菅原伝授手習鑑」から「車引」と、「猪八戒」。前者は、推しの中村壱太郎さん、坂東巳之助さんがそれぞれ桜丸と梅王丸。壱太郎さんは優雅だし、巳之助さんは若々しい男ぶりが凛々しい。尾上松緑さんの松王丸は、ひたすら強そう。迫力がある。ラストの、猿之助さん演じる藤原時平は、ほとんど妖怪みたいな感じで笑ってしまった。

そして「猪八戒」は、猿之助さんの独壇場。踊りも顔芸も素晴らしい。応える猿弥さんの霊感大王もいい。そして何より素晴らしかったのは、女怪・紅少娥を演じる笑也さん。スッポンから上がってきた姿が、あまりにも完璧な美形。少女漫画から抜け出してきたかのようだ。ひたすら見惚れてしまった。最後の乱闘シーンも、わちゃわちゃと楽しく、最後のポーズも決まっていた。はー、笑也さんをずっと観ていたい。笑也推しの演目をまた願いたい。

Kのお母さんともども、文明堂でランチ。例によってハヤシライスを食べる。デザートには、カステラを使ったフルーツサンド。お腹にインパクトあり。その後、お茶していたのだが頭痛の残りがぶり返してきたのにともないめちゃくちゃ眠くなってきて、ほうほうの体で帰宅。すぐに寝る。

Kindleで購入した川原繁人『フリースタイル言語学』を読む。著者は近年の音象徴研究を牽引する第一人者の方。共鳴音の方が女性らしさを感じるというのは実感としてもそう感じられるのだが、そうなるとそこにはジェンダーも絡んでくるはずで、音声学とジェンダーに関する問題も面白い話になりそうだと思う。

20216月11

今日は朝からCTO協会の理事会。その後あれこれ話したり、採用向けの記事を書いたりなどなど。

クレア・ビショップ『ラディカル・ミュゼオロジー』を読む。「現代美術館」の「現代」って何?という問いをめぐってあれこれ難しいことが書かれているのだが、日本でも続いているブロックバスター的展覧会ではなくて、過去があっていまがあるという重層的な時間としての現在を考えさせるような問題提起的なキュレーションをちゃんとやるべし(コレクションもそういう観点からするべし)という話で、その通りだろうと思う。実際、情報的な興味ではなく、アートに対する興味として行きたいと思う展覧会というのはあまりない(海外各国でも事情は同じというのはこの本の通り)。

IMA(イマ)Vol.35」もあらためて眺める。編集の方針がそういうことだからといえばそれまでなのだが、多様性についての問題提起をするところから、さらには自分たちのマイノリティ性を称揚する、もっといえばセルフボースティング的な傾向の作家も選択されていて、面白いと思う。多様性を、単にマイノリティにとってのひっかかりのなさ、つまりユニバーサリティのような捉え方をするだけだと「多様性と均一性のちがいについて」でいうところの均一性にしかならなかろう。ローカリティ、しかし常に変動するそれの形成も同時に行われる必要がある。そういう意味で、次のステップに入った表現であるように思われた。

20206月11

熱いMacBook Proのキーボードのパームレストにふれるのに嫌気が差してHHKBを使おうということになり,そうなると尊師スタイルもできないからポインティングデバイスを用意する必要が出てくるのでトラックボールを昨日注文したという経緯を昨日書いたのだが,やっぱりそうなってくるとMacBookをキーボード越しに置いていると遠くて目がしょぼしょぼするからディスプレイがほしくなるなあという気持ちになってきて,10何年かぶりに外部ディスプレイを購入。朝,Appleのサイトで注文して,昼過ぎに表参道のApple Storeに取りに行って設置できたという迅速さ。

23.7インチUltraFine? 4Kモニター 3840 x 2160 / IPSパネル/Thunderbolt? 3でデイジーチェーンに対応 macOSに最適化 24MD4KL-Bを買ったのだが(上記した通り,実際はAmazonではなくApple Storeで買った),今どきのディスプレイはめちゃくちゃきれいだなあ。あとこれはThunderboltで接続と給電の両方ができるし,ThunderboltふたつにUSB Type-Cが3つついてるからハブもいらなくなるし,便利。明日トラックボールが届いたら,MacBook Proはクラムシェルモードにしちゃう。なんかMacにいい感じに最適化されているとのことで,クラムシェルモードも単にふた閉じたらそのままシームレスに移行してくれて便利そう。

なんかあれこれしているうちに時間はどんどん過ぎるし,仕事でやりたいことややる必要のあることもあれこれあるし,自分の研究も進めたいのだけど全然進まないし,という感じでフラストレーションがたまる感じ。夕食後とかにならないと落ち着いてなんかできなかったりする現状なのだが,ちゃんと計画しておいて隙間時間があったら少しづつでも進められるようにすればよいんだよなあとあらためて思い直して,タスクをちゃんと整理して一覧できるようにしておくとか,研究日誌的なことを毎日少しづつでも書くとか,そういう基本的なことをやっていくことにした。

今後,ブロックチェーンがマスアダプションされていく時にインターネットのように広がっていくというのはよくいわれることだが,「次に訪れる新たな前提 〜「世界中のシステムが繋がっていて当たり前」の未来〜」という記事を読んで,確かにネットワーク効果を作り出せればそうなっていきそうだなあと思うと同時に,インターネットと同じように,ネットワークのネットワークに比されるような,ローカルなブロックチェーンのネットワーク,すなわちインターブロックチェーンのような感じになっていくのが次の流れなのかなあなどと思ったりした。

ひとつ考えている研究ネタに,ブラウザーフィンガープリント技術を使うことを考えるとどうかなと思ってGoogle Scholarで論文漁り。それだけでなんとかなる感じはしないけど,使えなくはないかもしれない。また,セキュリティのことをやるにもデータ集めが大変なのでハニーポットでも飼っておくとよいのかも?と思って,そのへんをちょっと調べたりもした。それはそれで面白いことができそうな気もするなあ。

せっかく毎日日記を書いているのだから,うまく使って日々の習慣やタスクの進捗出しに使えるといいのではないかと思ったりする。いまはベタにあれこれ書いているだけだが,ちゃんと構造化して,日々の記録や研究日誌的な項目立てをして毎日少しづつでも書いていったらどうかという感じ。枠組み=制約を作ることで自分のパフォーマンスを向上させるという目的。とはいえ,それだと日記っぽくはなくなるよなあという気持ちもあり,どうしようか迷い中。あと,研究日誌は会社のNotionに書いてもいるし。

データ分析のための数理モデル入門 本質をとらえた分析のために』のKindle版がようやく出ていたので,購入した。

20196月11

土井善晴さんの『一汁一菜でよいという提案』を読んで、そうだな、一汁一菜でもよいよなと考えをあらためて、いまでは、たくさんのお皿を並べることにこだわらずに、気楽に日々の料理ができている。

その本の中でもお櫃がすすめられていて、ついに買ってみてひと月ほど使っている。最初は、ぶっちゃけ効用には期待していなくて、単に形から入るというか、料理のテンションが上がればいいぐらいに思っていた。しかし、鍋で炊いたご飯をお櫃に移しておいたものを食べると、実際に水分がいい感じになって美味しい。さらに、冷凍しておいたものを解凍して食べると、炊きたてとはまた別の、進化した旨さがある。これには驚いた。ライフチェンジング。

先日、パーソナルトレーニングに行った時に両手を後ろの方、腰のあたりに回して組んだあとに、上方向にどれだけ上げられるかというのを試されて、ほぼぴくりとも動く感じもしないというぐらい硬いことが判明して、驚いた。こんなに硬いとは……という。そりゃ、肩こりもするし、猫背にもなる。これを改善することにしようと思って、YouTubeでいい感じの動画を見つけたので、しばらく続けてみようと思う。

20186月11

いろいろ書き物。就業後は、なんかアプリ作ろうと思い立って、久々にXcodeのアップデートなど。その前にOSを更新しなければならず、新しいXcodeを使えるようになるまでに、1時間以上かかった。

20176月11

アップリンクで「牯嶺街少年殺人事件」を観る。エドワード・ヤンの映画に感心したことはこれまで一度もなかったのだけど、これはめちゃよかった。約4時間、身体的にはお尻が痛くなってきて厳しいけど、退屈ということは全くない。素晴らしいシーンの数々。

丸善ジュンク堂で『経済数学の直観的方法 マクロ経済学編 (ブルーバックス)』を買って読み始める。とてもわかりやすい。帰宅してからもひたすら読む。他の本ではラグランジュの未定乗数法がさっぱり意味不明だったのだが、これを読んですんなり理解できた。もう一度、経済数学の本にチャレンジしてみよう。

続いて、『カラー版 東京凸凹地形散歩 (平凡社新書)』を読む。次から次へと、自転車でまわりたい場所が出てくる!行くの楽しみだなあ。

20166月11

紫陽花を見に白山神社へ。白山通りのあたりは何度か歩いたことが会ったが、そのあたりはいったことがなかったので、お参りしたあとぶらっと散歩。こじんまりとした不思議な界隈。

その後、神保町へ寄って書店をひと通り見た後、ミロンガでお茶して、途中の書店で談志の『現代落語論其の二』を購入し、ジリバラジへ。バイキング形式でちょっと食べ過ぎ。美味しかった。

そこから九段を上がり、外堀沿いを歩いて市ヶ谷まで。

帰宅して、ここしばらく少しづつ読んでいた興津要・編『古典落語・上』を読了。