8月4日の日記一覧
2024年8月4日
子と遊びつつ、昼寝してる間に『バーナード・ウィリアムズの哲学』を読む。ヴァイブスの合う哲学者。いいタイミングで読めた。モノグラフをものしてくださった著者に感謝である。リチャード・ローティの思想ともつなげて考えてみたい。ローティを補完できそう。
自閉症児を推定できるAIモデルを作るという記事が話題になっていた。著者が悪意でやっていると疑いはしないが、技術の適用に関する手続き的にはもちろん、そもそもそれが用いられたらどうなるかに考えが及ばない点において、大きな欠陥のある記事であった。
強い語調で批判する発言ももちろん見られたが、自分のおすすめに出てくるのは、誤った「中立」を装うものばかりである。手続き的に問題があったのは確かだが、学習と試行錯誤に関するドキュメントとしてはよくできているというような。その認識のほうが問題である。
そもそも顔画像だけで自閉症児が適切に推定できるはずもなく、具体的な診断プロセスにおいて顔から得られる情報の解釈がボトルネックになることもない。すなわち、悪用されるに決まってるものが「技術的に」は適切であるかのように行われている。
なんにせよ議論が行われたことで、適切な認識が広がるのならば良いこともあるのかもしれない。それにしても「技術者倫理」とはなんなのだろうか。ことは「倫理」そのものに関わってくる。ウィリアムズ的な話柄である。もちろん、他山の石とすべきことでもある。
2022年8月4日
朝、うつらうつらしつつ、右足親指付け根に支障を感じる。お酒を飲んだ後に長く寝ていたせいで、水分が失われたのか。あまり大きな痛みではないが、時間が経つとどうなっていくかはわからない。薬も飲んでるのになあ。困ったものだ。
今日は、インターンに来ている方々をオンラインでお話しする機会を持たせてもらい、あれこれ聞いてみた。みなさんそれぞれに優秀で、若い人々は年々優秀になっていくという思いが強まるばかりである。とても良いことだなあ。年を取っていく分だけ新しいことも学んでいこうという気持ちになる。
夕食をとりながら、NHKプラスで佃と月島の番組を観た。以前も観たことがあると、途中で気づいた。佃という場所の成り立ちのロマンには、心惹かれるものがある。あのあたりにはあまり住みたい気持ちにはならないが、佃には住んでみたい。一度考えたことがあって、伺ったこともあるKの友人のマンションを調べてみたのだが、家賃的に難しかった。
TOEICのリスニングについて、問題がたくさん入っている本を少しずつやっているのだが、どうにもうまく解けなくて、やり方を変える方がいいんじゃないかと思う。それでスタディサプリのTOEIC対策を試してみたが、どうにも合わない。やっぱり公式問題集をじっくりやることにする方がいいのではないかと思い直して、初めて注文してみた。週末、図書館にでもこもってやってみよう。
本を広げて勉強できるスペースがなく、それで集中できないというのもあるのかもしれない。本番の試験の時が、多分一番集中できている気がする。練習の時もそれに近いぐらい集中してやらないと、あまり上達しないだろうという気がする。早いとこ、いい感じのやり方を見つけなければ。
WordPressのエディタがおかしくなっていて、以前からIMEとの相性が悪かったのだが、今度はEscを押すと画面全体からフォーカスが外れて、なぜか先頭のタイトルにカーソルが移動する状態になり、IMEの操作でEscを多用するので非常に鬱陶しい。自前でブログを作って移行したいという気持ちを長く持っているのだが、面倒でやれてないんだよなあ。
2021年8月4日
朝30分の研究タイムで、第2章のあてを作っておいたので、昨日は疲れて執筆を休んだが、今日は描き進められそうな感じでスタート。その後、定例ミーティングやら、イベントの打ち合わせやらあれこれ。また、途中、S氏が雑談しようというので久々におしゃべり(Zoom越し)。彼の最近の取り組みに即して、あれこれと話す。
夕食を食べながら、ビートボクサーのDaichiさんがSHOW-GOさんの解説動画を出していたのを観る。Daichiさんも驚きのしょごたん、すごい。といっても、Daichiさんのテクニックや音楽性も、第一人者中の第一人者という素晴らしいものであるのだが。というわけで、彼の動画を引き続き何本か観る。
その後は論文書き。先行研究の章。思った通り、なかなか手が進まない。とりあえず外堀から埋めていく作戦で、枠を作ったところに先行研究のリファレンスを入れて行って、それぞれに簡単な説明をつけたり等、かけることを書いていく。それと表を作っていくことで枠組みを作っておいて、さらにそこから詳細化して書いていくことで、書くべき内容を埋めていく。しかし、なかなかうまいこと書けず、強引な書きぶりになっている感じもする。まあ、まずは全部書くところからと思い直して、気にせず進める。
引き続き『ピダハン』の続きを読む。いまいち文化が文法を凌駕している的なところのロジックがよくわからない。
2020年8月4日
先日の健康診断の結果が郵便で届いたのだが、例によって体重が原因での悪評価がぽつぽつある。昨年入院したことで体重が8kgぐらい減ったのだが、コロナ禍の状況ですっかりもとに戻り、人生最大のボディになりさがってしまった。意を決して、今日から運動もするし減量もする!と勢い込んで、ジムへ行った。コロナ回避のために2月の終わりぐらいから行ってなかったので、すごくひさしぶり。いきなり無理するとヤバいので軽めに。その代わりジムの往復の徒歩を急ぎ目にしたり、帰りはマンションの非常階段を登ったりした(肺が爆発しそうになった)。
いろいろやっていきが出てきたので、各所連携して絵を描いていく。こういうのをしてるときが一番楽しいなあと思う。実行していかないと意味ないよねとは思いつつ、楽しいものは楽しい。前提条件などをあれこれ整理して、こういう感じでやればできていくんじゃないか?みたいなところまでまず概要をまとめたりする。ただ、知識面で不確実なこともあれこれあったりするので、そのへんはもっと自分がよく知るようにしないとなあ。そんなこんなで、夜中に思い立ってあれこれ書いたり。
なんかいろいろ思うようにいかなくてややイライラしたり投げやりな気持ちになったりしていたのだが、しかしいずれにせよ自分がなんとかしていく他はないのだし、どうせやるなら楽しんでやらないとつまらないしパフォーマンスもでないよなあと思い直して、できることを少しづつやっていこうみたいな当たり前の考えに落ち着いた。そんなことを考えたり、合間に村上春樹さんの新刊『一人称単数 (文春e-book)』を読みはじめて、シュッと読了したり。70歳を超えてこういう本を変わらずに淡々と出せるというのは、なんというかすごいよなあと思う。
2019年8月4日
朝はパーソナルトレーニング。今日はデッドリフトなど体幹→背中周り→肩と上腕二頭筋って感じで盛りだくさん。背中も必要だけど、体幹も腕周りもまだまだ弱いんだなあ。
帰宅して昼食に冷やし中華を作る。その後、お昼寝。起きて、シーシャバーへ。『デカルトからベイトソンへ――世界の再魔術化 (文春e-book)』を読了。大枠としては、同意するところが多いと思う。とはいえ、自分としてはこのような全体論的な生態学的思想を可能な限り工学的に実現したいと思う(というと、著者が危惧しているベイトソン的思想の危ういところへいってしまうように思えるかもしれないが)。
シーシャバー、ここ2ヶ月ほどで東京で15箇所、福岡で4箇所ほどいった。チェーン店的なところでも、あえて同じ台で同じものを頼んでみたら、ひとによって全然違うし、お店によっても違うし、掘り甲斐がある感じ。お気に入りはだいたい固定してきて、繰り返し何度かいっている。自分の好みとか、立ち居振る舞い方とか、いい感じの利用法とか、ある程度わかってきた感じ。
と書いていて、やはりシーシャについても、とにかく集中的に数をこなしていってある程度全体像を大づかみしてから、自分のスタイルのとっかかりを徐々に作り上げていくというやり方をしていることに気づいた。ワインだってそうだし、自分の学習方法全般がそんな感じ。時間も手間もかかるけど、そうのが向いているのだろうと思う。
シーシャの後は、大急ぎで夕食にうどんを作って食べた後、AtCoder Beginner Contest 136にエントリー。競技プログラミングのコンテストに参加するのはこれが初めて。ここ10日ほどちょいちょい問題を解いたりしていたのだが、解けたのはC問題までで、やっぱり練習でできるレベルのところまでしか解けなかったなあ。あと、C問題でWrong Answer連発してしまったのも痛かった。ともあれ、しばらく続けてみよう。
2017年8月4日
昨日のCOMSAのニュースを観て、ICOについてあれこれ考える。可能性があると思う。金融の仕組みを少しずらして他のことに応用するみたいな流れがきている。
2016年8月4日
終業後、新しく入ったエンジニアの歓迎会。ノリのいいひとで、楽しい。