2015年 8月葉月
組織の公安9課モデルについて
「組織の公安9課モデル」とは何か。「攻殻機動隊」好きにはお馴染みの公安9課だが、9課課長の荒巻大輔の以下のセリフが象徴するような組織のことをいう。 > 我々の間にチームプレイなどという都合のよい言い訳は存在せん。あるとすればスタンドプレーから生じるチームワークだけだ。 昨今は「[ホラクラシー](http://jin
家山光雄『プロダクト・マネジャー制 製品開発と販売競争のための新体制』
藤本隆宏+キム・B・クラーク『増補版 製品開発力』からの流れで、プロダクト・マネジャーの歴史的展開を知りたくて、買って読んだ。1966年刊行の本、すなわち約50年前の本なのだけど、ただひたすら「何も変わってないな」と思うばかり。むしろ、Web業界でなぜいまPMなのか?の方が疑問に思えてくる。 [プロダクト・マネジャー
ポール・J・シルヴィア『できる研究者の論文生産術』
書店で見て気になったので購入して読んだ。 > 書くというのは気の滅入る作業だ。下水管の修理や、霊安室の運営にもかなり似ていると思う。自分で死者の装いを整えた経験はないが、遺体の防腐処置と比べても、防腐処置についての文章を書くというのは、さらに気が滅入る作業のような気がする。 (p.12) のっけからこんな感じなの
藤本隆宏+キム・B・クラーク『増補版 製品開発力』
藤本隆宏『生産システムの進化論』をさらにさかのぼって、この本を読む。Webサービスの外延がモバイルや、さらにはIoTのようなところに広がっていくのに際して、我々のサービス開発はますます自動車産業の80〜90年代をなぞっていっているように思える。そういう意味で、非常に重要な示唆をたくさん得られた。 また、昨今その必要性
ニー仏(魚川祐司)『だから仏教は面白い!』
魚川祐司『仏教思想のゼロポイント』の続きで読んだ。というか、その本の導入として読むのがよさそうな本。 『ゼロポイント』でも、この本の途中までも、なぜ「実践」が必要なのかよくわからなかったのだが、悟ったあとの状態に対する知覚、すなわち脱すべき対象との比較ができなければそれは「我慢している状態」と変わらないよね、それを知
唐澤太輔『南方熊楠 - 日本人の可能性の極限』
南方熊楠について、気にはなっていたけれどもなんというか忌避するところがあって、いままでほとんど触れずにきたのだけど、この中公新書の伝記的な本がKindle化されていたので、寝床読書のお供として買って読んだ。そんなわけなので伝記的な話をほとんど知らなかったので、その意味では面白かった。 ただまあ、哲学とかを専攻している